本を読む前にパラパラめくるだけで理解度が変わる

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入門読書術技術書

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いきなり 1 ページ目から読んでいませんか

本を買ったら、1 ページ目から順番に読み始める。多くの人がそうしています。でも、ちょっと待ってください。

読み始める前に、本を最初から最後までパラパラとめくってみましょう。たった 3 分のこの作業で、理解度が大きく変わります。

なぜパラパラめくるだけで変わるのか

地図を手に入れるのと同じ

知らない街を歩くとき、地図があるのとないのとでは安心感が違います。本も同じです。パラパラめくることで、「この本にはどんなことが書いてあるのか」という全体の地図が頭に入ります。

地図があると、今読んでいる部分が全体のどこにあるのかがわかります。「あと少しでこの章が終わる」「次の章で実践に入る」。こうした見通しがあるだけで、読むのが楽になります。

脳が準備を始める

パラパラめくるとき、目に入った見出しや図を脳が無意識に処理しています。「変数」「ループ」「関数」といったキーワードが目に入ると、脳が「これから学ぶ内容」の準備を始めます。

効率的な読書法の本でもよく紹介されている方法ですが、この「予習効果」のおかげで、実際に読み始めたときの理解が早くなります。

パラパラめくりのやり方

ステップ 1: 目次を読む

目次は本の設計図です。章のタイトルを読むだけで、「この本は何を、どんな順番で教えてくれるのか」がわかります。1 分もかかりません。

ステップ 2: 各章の最初と最後を見る

各章の最初のページと最後のページだけをざっと見ます。最初のページにはその章で学ぶことが、最後のページにはまとめが書いてあることが多いです。

ステップ 3: 図やコードに目を通す

パラパラめくりながら、図やコードが目に入ったら 2〜3 秒だけ眺めます。理解する必要はありません。「こんな図がある」「こんなコードが出てくる」と知っておくだけで十分です。

全部で 3 分

目次に 1 分、パラパラめくりに 2 分。合計 3 分です。この 3 分の投資で、その後の読書時間が何倍も効率的になります。

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まとめ

本を読む前に、全体をパラパラめくりましょう。目次を読み、各章の最初と最後を見て、図やコードに目を通す。たった 3 分で全体の地図が手に入り、理解度が大きく変わります。

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