読む前にパラパラめくるだけで理解度が上がる - 技術書の予習法

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入門読書術技術書

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いきなり 1 ページ目から読んでいませんか

本を買ったら、1 ページ目から順番に読み始める。多くの人がそうしています。でも、ちょっと待ってください。

読み始める前に、本を最初から最後までパラパラとめくってみましょう。数分のこの作業で、本文に入ってからの引っかかり方が変わります。

なぜパラパラめくるだけで変わるのか

地図を手に入れるのと同じ

知らない街を歩くとき、地図があるのとないのとでは安心感が違います。本も同じです。パラパラめくることで、「この本にはどんなことが書いてあるのか」という全体の地図が頭に入ります。

地図があると、今読んでいる部分が全体のどこにあるのかがわかります。「あと少しでこの章が終わる」「次の章で実践に入る」。こうした見通しがあるだけで、読むのが楽になります。

初めて見る言葉が減る

パラパラめくると、「変数」「ループ」「関数」といった見出しの言葉に一度は目を通したことになります。本文でその語が出てきたとき、まったくの初見ではなく「さっき目次で見たあれか」から入れます。

読みながら止まる原因の多くは、知らない語が出てくることそのものではなく、その語がこの本のどこに位置づくのかがわからないことです。先に全体を眺めておくと、この位置づけの迷いが減ります。新しい概念そのものが先にわかるわけではありませんが、本文に入ってからの引っかかりは減ります。

パラパラめくりのやり方

ステップ 1: 目次を読む

目次は本の設計図です。章のタイトルを読むだけで、「この本は何を、どんな順番で教えてくれるのか」がわかります。ここは 1 分ほどで済みます。

ステップ 2: 各章の最初と最後を見る

各章の最初のページと最後のページだけをざっと見ます。最初のページにはその章で学ぶことが、最後のページにはまとめが書いてあることが多いです。

ステップ 3: 図やコードに目を通す

パラパラめくりながら、図やコードが目に入ったら 2〜3 秒だけ眺めます。理解する必要はありません。「こんな図がある」「こんなコードが出てくる」と知っておくだけで十分です。

ここで読み込み始めると止まります。1 箇所に 10 秒以上かけていると気づいたら、めくる手を先に進めてください。

全部で数分

目次に 1 分、パラパラめくりに 2〜3 分。厚い本や図の多い本なら 5 分ほどかかります。時間をかけるほど効果が増えるものではないので、片手でめくり終わる程度で切り上げてかまいません。

この数分は、本文で迷って前のページに戻る手間と引き換えです。読む時間そのものが劇的に短くなるわけではありません。

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まとめ

本を読む前に、全体をパラパラめくりましょう。目次を読み、各章の最初と最後を見て、図やコードに目を通す。数分で全体の地図が手に入り、本文で迷って戻る回数が減ります。

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