PHP&Laravelで作るWeb API開発入門の表紙

PHP&Laravel で作る Web API 開発入門(ピーエイチピーアンドララベルデツクルウェブエーピーアイカイハツニュウモン)

設計、実装、テスト、運用の全工程を解説

プログラミング
著者:
増田 智明(マスダ トモアキ)
出版社:
日経BP
出版日:
2026年04月20日頃
ISBN:
9784296050871
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

Web API は、 HTTP プロトコルを使用してデータを交換するための Web サービスです。クライアントとサーバー間でデータをやり取りするための標準的な方法を提供し、異なるシステム間で相互運用が可能です。 JSON 形式などの汎用的なデータフォーマットを使い、クライアント側に高性能な PC やスマートフォンだけでなく、単機能な IoT デバイスまで利用できる特徴があります。
本書は、サーバーサイドで PHP を用いて Web API を構築するための実践的な学習書です。フレームワークとして Laravel を使い、 Web API を作成するためのノウハウを詰め込んでいます。 Laravel はもともとサーバーサイド・フルスタックのフレームワークであり、ビュー層も備えていますが、本書ではあえてフロントエンドの説明を省き、バックエンドの Web API 開発に焦点を絞っています。これにより、より深く集中的に Web API の設計や実装、そして運用に関する知識を得ることができます。 Web API を利用するフロントエンドには、 React を用いて、ブラウザーとスマートフォンアプリから API を呼び出して動作確認しています。 React の詳細は解説していませんが、フロントエンドから Laravel で作成した Web API をどのように呼び出すのかの知識は重要です。フロントエンドの知識があると、 Web API の動作をより詳細に理解できるので React のサンプルコードも用意しています。

Web API を作るときの課題は、データベースアクセス、認証、入力検証、セキュリティ、そして運用でのログチェックなど多岐に渡ります。 Laravel はデータベースアクセスに Eloquent ORM を提供し、認証には Sanctum などのミドルウェアを利用できます。しかし、それだけでは足りません。検証や運用を見据えると Docker を使った知識、 Web API を公開するための OpenAPI 仕様の設計なども重要です。自動テストの書き方も Web API の品質を保つための重要な要素でしょう。本書では、 Laravel 単体だけではなく、これらの周辺技術も含めて、実際のコードとともに解説してあります。そして、これらの技術を適切に活用するために、 AI も利用しています。 AI に任せるところは任せ、ペアプログラミング的に AI を活用しています。付録には、本書を執筆するにあたって AI エージェントをどのように活用したのかを解説しました。

技書の森解説

Laravel はビュー層まで備えたフルスタックのフレームワークですが、本書はあえてフロントエンドの解説を省きました。その割り切りによって、 Web API の設計・実装・運用というバックエンドの本丸に紙幅を集中させています。著者は増田智明氏、 2026 年 4 月に日経 BP から刊行された実践的な学習書です。サブタイトルが掲げるとおり、設計から実装、テスト、運用までの全工程を一続きに扱います。

API 開発の課題は多岐にわたります。データベースアクセスには Eloquent ORM 、認証には Sanctum といった Laravel の道具立てを押さえつつ、入力検証やセキュリティ、ログの確認といった運用面、さらに Docker を使った環境構築OpenAPI 仕様による API の設計・公開、品質を支える自動テストの書き方まで、周辺技術を含めて実際のコードとともに解説する構成です。動作確認用に React のサンプルコードが用意されており、 API を呼び出す側の視点も補えます。付録では執筆に AI エージェントをどう活用したかも明かされており、 AI とのペアプログラミングの実例としても読めます。

PHP の文法を学び終え、フレームワークで実務水準のバックエンドを組む方法を探している人に適した難易度です。スマートフォンアプリや IoT デバイスに API を提供する側へ回る転換点で、工程全体の見取り図を与えてくれます。

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