AI データサイエンスリテラシー入門

エーアイデータサイエンスリテラシーニュウモン

AI データサイエンスリテラシー入門の表紙
Office / ビジネス
著者:
吉岡 剛志 / 森倉 悠介 / 小林 領 / 照屋 健作(ヨシオカ ツヨシ / モリオカ ユウスケ / コバヤシ リョウ / テルヤ ケンサク)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年09月20日頃
ISBN:
9784297130428
在庫:
在庫あり
5(2 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
データサイエンスAIリテラシーExcel統計データ分析入門社会適用教育実践

なぜ注目されているか

総合1255位 ↑ 2 ランクアップ

書籍紹介

政府による AI 戦略 2019 において、文系・理系を問わず全ての大学・高専生が、初級レベルの「数理・データサイエンス・AI」を習得することが目標として掲げられました。そして、モデルカリキュラムが策定され、「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度」も創設されました。本書は、数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度のリテラシーレベルに準拠し、「導入: 社会におけるデータ・AI 利活用」、「基礎: データリテラシー」、「心得: データ・AI 利活用における留意事項」を体系的に学習する入門書です。第 2 章において、Excel の基本的操作方法を学習しながら実データを用いた実践的な演習を行い、データリテラシーである「データを読む」、「データを説明する」、「データを扱う」を体験できる構成となっているのが本書の特徴です。半期 1 コマの授業に対応し、コンピュータリテラシーの Excel の授業の一環として、「数理・データサイエンス・AI」のリテラシーに関する実践的な授業を実施することができます。
第 1 章 [導入]社会におけるデータ・AI 利活用

1-1 社会で起きている変化

1-2 社会で活用されているデータ

1-3 データ・AI の活用領域

1-4 データ・AI 利活用のための技術

1-5 データ・AI 利活用の現場

1-6 データ・AI 利活用の最新動向

第 2 章 [基礎]データリテラシー
2-1 Excel の基本的な操作方法

2-2 時系列データの可視化

2-3 平均の算出とその可視化

2-4 標準偏差の算出とその可視化

2-5 大量のデータを扱う方法

2-6 基本統計量の算出と箱ひげ図

2-7 度数分布表とヒストグラムの作成

2-8 散布図の作成と相関係数の算出

2-9 定性データの扱い方とクロス集計

第 3 章 [心得] データ・AI 利活用における留意事項
3-1 データ・AI を扱う上での留意事項

3-2 データを守る上での留意事項

技書の森解説

『AI データサイエンスリテラシー入門』 (吉岡剛志、森倉悠介、小林領、照屋健作 著、技術評論社、2022 年 9 月 20 日発売) は、大学や高専で学ぶ数理 / データサイエンス / AI の初級の内容を、Excel の演習を中心に半期の授業で一通り学べるようにした教科書です。版元の紹介によれば、政府の AI 戦略 2019 が文系 / 理系を問わず全ての大学 / 高専生に初級レベルの習得を求めたことを受け、数理 / データサイエンス / AI 教育プログラム認定制度のリテラシーレベルに準拠しています。版元は対象として、この授業を考えている先生と履修する学生、モデルカリキュラムで学びたい社会人を挙げています。

導入、基礎、心得の 3 章と Excel の演習の構成

章立てはモデルカリキュラムの区分に沿っています。第 1 章「[導入]社会におけるデータ・AI 利活用」は、社会で起きている変化、社会で活用されているデータ、データ / AI の活用領域、利活用のための技術、利活用の現場などの 6 節で全体像を示します。中心になる第 2 章「[基礎]データリテラシー」は 9 節あり、「Excel の基本的な操作方法」から始めて、時系列データの可視化、平均と標準偏差の算出、大量のデータの扱い方、基本統計量と箱ひげ図、度数分布表とヒストグラム、散布図と相関係数、定性データとクロス集計へ進みます。第 3 章「[心得] データ・AI 利活用における留意事項」は、データ / AI を扱う上での留意事項とデータを守る上での留意事項の 2 節です。版元は、第 2 章で実データを使い、データを読む、データを説明する、データを扱うという 3 つの力を体験する構成を本書の特徴としています。

平均から相関まで、データリテラシーの土台になる考え方

第 2 章が扱う項目は、統計学 のうち記述統計と呼ばれる領域の入口にあたります。平均だけを見ると外れ値に引きずられた値を見落としやすく、四分位数で描く箱ひげ図、度数分布を描いたヒストグラムで散らばり方を確かめると、同じ平均を持つ 2 つのデータの違いが見えてきます。散布図と相関係数は 2 つの量の関係を見る道具ですが、相関があることと一方が他方の原因であることは別の話で、この区別は データ分析 の結果を読む側にも欠かせません。

改訂新版との違いと、2022 年版を選ぶ時の注意

版元の書籍ページには、本書の新版が発行されているという案内があります。2024 年 9 月 17 日発売の[改訂新版]は同じ 4 名の著で、版元の紹介によれば、2020 年 4 月版のモデルカリキュラムが 2024 年 2 月に改訂されたことを受け、改訂後の内容に対応しています。改訂新版の紹介では、講義と Excel 実習を組み合わせた半期 1 コマ 15 回の授業計画のモデルケースも案内されています。2022 年版はこの改訂より前の刊行です。著者は、版元の著者紹介ではいずれも帝京平成大学 人文社会学部 経営学科 経営情報コースの教員と紹介されています。

コンピュータリテラシーの授業の中でデータサイエンスの入口を扱いたい先生、あるいは統計の専門書に入る前に Excel で記述統計を一巡させておきたい学生や社会人に向けて、本書は、章立てをモデルカリキュラムの区分に沿わせた教科書です。版元が挙げる対象は、授業を考えている先生と履修する学生、モデルカリキュラムで学びたい社会人です。

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

吉岡 剛志 の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: