情報資源組織論(ジョウホウ シゲン ソシキロン)
その他- 著者:
- 竹之内禎/山口洋(タケノウチ,タダシ/ヤマグチ,ヒロシ)
- 出版社:
- 東海大学出版部
- 出版日:
- 2020年03月
- ISBN:
- 9784486021889
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
技書の森解説
検索エンジンが何でも見つけてくれるように思える時代でも、図書館の世界では「情報を探せる形に整えて蓄積する」技術が独立した学問として磨かれてきました。その領域の名が情報資源組織論です。本書は竹之内禎氏と山口洋氏によるこの分野の一冊で、 2020 年 3 月に東海大学出版部から刊行されました。
情報資源組織論は、司書資格の養成課程に置かれる科目と同じ名を持つ、図書館情報学の中核領域です。扱われる主題の柱は、資料を主題ごとに体系づける分類、書誌情報を規則に沿って記述する目録、そして電子的な資源も対象に含めるメタデータの設計で、いずれも「集めたものを後から確実に見つけ出す」ための約束事の体系です。本書もこの科目名を書名に冠しており、当該分野を学ぶ人へ向けた教科書的な性格の本と位置づけられます。
司書課程で学ぶ学生にとっての教材候補であることに加え、 IT の実務者にも接点があります。社内ドキュメントの分類設計、検索システムのメタデータ設計、タクソノミーの整備といった仕事は、図書館が百年単位で蓄積してきた組織化の知恵と地続きだからです。情報を整理する仕事の原点を体系側から学びたい人が手に取る意味のある領域の本です。
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