デジタルアーカイブの新展開(デジタルアーカイブノシンテンカイ)
- 著者:
- 時実象一(トキザネソウイチ)
- 出版社:
- 勉誠出版
- 出版日:
- 2023年03月31日
- ISBN:
- 9784585300090
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
デジタルアーカイブを取り巻く環境や技術は日進月歩で変化・進化を遂げている。
本書は文化財のデジタル化や、映画・新聞・テレビ・ウェブなどメディアのデジタルアーカイブ、 3D や AI を始めとする革新的技術の動向など、具体的な事例を豊富な図とともに紹介することで、デジタルアーカイブの最新の現状をわかりやすく解説した入門的な一冊!
はじめに
第 1 章 災害とデジタルアーカイブ
1-1 新型コロナウィルス感染症をアーカイブする
1-2 東日本大震災を記録する
1-3 阪神淡路大震災を記録する
第 2 章 文化を保存するデジタルアーカイブ
2-1 文化財
2-2 デジタルアーカイブ・ポータル
2-3 書籍
2-4 写真・動画
第 3 章 メディアを保存するデジタルアーカイブ
3-1 新聞
3-2 テレビ
3-3 映画
3-4 コロナと演劇アーカイブ
3-5 マンガとゲーム
3-6 ウェブアーカイブ
第 4 章 3D と AI が記録する世界
4-1 戦争・災害と 3D
4-2 ドローンの活躍
4-3 VR / AR を活用する博物館・美術館
4-4 画像を自由にあやつる IIIF
4-5 OCR の進歩
4-6 カラー化でよみがえる白黒写真
4-7 みんなで翻刻
第 5 章 デジタルアーカイブは生きている
5-1 デジタルアーカイブの学術・教育での活用
5-2 ウィキペディアと市民アーカイブ
5-3 デジタル人文学
5-4 企業の知的資産をデジタルアーカイブに
5-5 学術論文のアーカイブ
5-6 公文書
第 6 章 おわりに デジタルアーカイブの周辺
6-1 記録と保存
6-2 オリジナルの保存
6-3 アーカイブとフェイク
6-4 改革される著作権法制
あとがき
技書の森解説
図書館・博物館・公文書館の資料をどうデジタル化し、どう残し、どう使わせるか。本書はデジタルアーカイブという領域を、技術的側面だけでなく法制度・メタデータ設計・利活用政策まで含めて横断的に論じた一冊です。著者の時実象一氏は情報科学と図書館学の双方に軸足を持ち、国内外の事例を交えながら全体像を見通す構成を取っています。
対象はデジタルアーカイブの構築・運用に関わる実務者や研究者、あるいは情報学を学ぶ大学院生です。純粋な IT エンジニア向けの実装書ではなく、「なぜこの形式で保存するのか」「どんな権利処理が必要か」といった設計判断の前提知識を整理する役割を担います。技術書としてよりも、デジタルアーカイブ分野に入る際の見取り図として手に取る使い方が適しています。
類書が少ない分野であるため、デジタルアーカイブの全体像を日本語で体系的に学びたい場合に、出発点として役立つ位置づけの書籍です。
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