コンテンツ産業論[第 2 版]

コンテンツサンギョウロンダイニハン

文化創造の経済・法・マネジメント

コンテンツ産業論[第 2 版]の表紙
その他
著者:
河島 伸子(カワシマ ノブコ)
出版社:
ミネルヴァ書房
出版日:
2020年09月08日頃
ISBN:
9784623088492
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

激変する環境のなかで揺れる産業構造とその課題を明らかにすべく、2009 年刊行の初版を大幅に改訂。
経済学や法学など関連領域の最新の研究成果を踏まえつつ、グローバルな視点からコンテンツ産業の全体像を平易に解説する。

技書の森解説

『コンテンツ産業論[第 2 版]』 (河島 伸子 著、ミネルヴァ書房、2020 年 9 月刊) は、映画、音楽、出版、テレビ放送、ゲームをコンテンツ産業として捉え、文化経済学を軸に法制度と経営の視点を重ねて産業の構造を論じる本です。版元ドットコムの書誌では、書名に「文化創造の経済・法・マネジメント」が添えられています。版元ドットコムの紹介文には、「2009 年刊行の初版を大幅に改訂」し、グローバルな視点からコンテンツ産業の全体像を平易に解説するとあります。版元ドットコムの 2020 年 9 月の著者紹介では、著者は同志社大学経済学部 / 経済学研究科の教授です。

第 Ⅰ 部から第 Ⅲ 部と終章、文化経済から映画、音楽、ゲームまで

冒頭に「はじめに」と「第 2 版刊行にあたって」があり、本文は 3 部 12 章と終章です。第 Ⅰ 部「文化経済とコンテンツ産業」は、第 1 章「文化経済とコンテンツ産業入門」、第 2 章「コンテンツ産業政策の勃興と発展」、第 3 章「デジタル・コンテンツ産業の経済的特徴とビジネス・モデル」、第 4 章「アーティスト, クリエイターとコンテンツ産業」の 4 章です。第 Ⅱ 部「コンテンツ経済の地理」はグローバル展開とローカル拠点を副題に掲げ、第 5 章「コンテンツ産業を取り巻くグローバル環境の変化」、第 6 章「ハリウッド・モデルとグローバルなメディア・コングロマリット」、第 7 章「ローカル, リージョナルなコンテンツ経済」を収めます。第 Ⅲ 部「各産業の特徴と動向」は第 8 章「映画産業」、第 9 章「音楽産業」、第 10 章「出版産業」、第 11 章「テレビ放送産業」、第 12 章「ゲーム産業」で、終章「コンテンツ産業論の展望」と索引があります。

コンテンツの公共財的な性質と著作権の経済学

公共財は、ある人が消費しても他の人の分が減らず、対価を払わない人を締め出しにくい財を指す経済学の用語です。第 3 章には文化的な財の特性、コンテンツの公共財的な性質と著作権の経済学、著作権制度の経済学を扱う節があり、第 5 章の最初の節は著作権法の拡張の歴史です。

第 Ⅲ 部では、第 9 章に「音楽と技術革新」と「新たな音楽ビジネスモデル」、第 10 章に電子書籍、第 11 章に広告のデジタル・シフト、第 12 章に「モバイルゲームのビジネス」の節があります。

第 10 章の再販制と第 11 章の放送の規制

第 10 章は出版産業の概況、再販制、ネット社会と出版物の多様性、電子書籍を扱います。再販制は、出版社が決めた定価で書店が本を売る取り決めを認める制度です。本の値段の仕組みは 技術書の値段はなぜ高いのか にまとめています。第 11 章はテレビ放送産業と規制、放送産業における二つの存立パターン、メディア企業の所有規制を節に立てています。

版元ドットコムの分類は経済 / 財政 / 統計の専門書で、国立国会図書館の書誌には索引ありの注記があります。

本書は、文化経済の基礎から著作権と産業政策、グローバルな展開と地域の拠点、映画、音楽、出版、テレビ放送、ゲームの 5 つの産業の特徴と動向までを、3 部 12 章と終章に収めています。

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