C#によるマルチコアのための非同期/並列処理プログラミングの表紙

C #によるマルチコアのための非同期/並列処理プログラミング(シーシャープ ニ ヨル マルチコア ノ タメノ ヒドウキ ヘイレツ ショリ プログ)

最新開発テクニックの基礎&実践知識

プログラミング
著者:
山本康彦(ヤマモト,ヤスヒコ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2013年08月
ISBN:
9784774158280
在庫:
在庫あり
4(2 件 / 楽天ブックス)

なぜ注目されているか

言及数
959
総合2069 30 ランクダウン 2 件の言及

技書の森解説

CPU の性能向上がクロック周波数からコア数の増加へ移った 2000 年代後半以降、複数コアを使い切れるかどうかはアプリケーションの応答性と処理能力を左右する問題になりました。 C# はこの転換に言語仕様とライブラリの両面で対応してきた言語で、本書はその非同期・並列処理を主題に、山本康彦氏の著により 2013 年 8 月に技術評論社から刊行されました。

刊行時期に注目すると、この本の位置づけがよく見えます。 2012 年の C# 5.0 で async/await が導入され、 UI を固まらせない非同期処理の書き方が大きく変わった直後にあたり、従来のスレッド直接操作からタスクベースの書き方への頭の切り替えが現場の課題だった時代です。マルチコアを「ための」と掲げる書名のとおり、単に文法を紹介するのではなく、並列化で何が速くなり何が速くならないのかという目的意識から非同期・並列を扱う編集です。

C# の基本文法を身につけたうえで、スレッド、タスク、 async/await の関係が頭の中で整理できていない中級手前の開発者に向きます。デスクトップアプリの応答性改善やサーバー処理のスループット向上など、動機が具体的な人ほど得るものが多いはずです。今日の C# は当時より言語機能が増えていますが、タスクベースの非同期という土台は本書の時代に固まったもので、その原理を掴む読み方なら刊行年は障害になりません。

言及 Qiita 記事 (2 件)

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ