スクレイピング
Web ページから必要な情報を自動で抽出する技術。データ収集を効率化する
データ収集自動化
「スクレイピング」の技術書を見る (41 冊) →スクレイピングとは
スクレイピング (Web スクレイピング) は、Web ページから必要な情報を自動で抽出する技術だ。人がブラウザで見て手作業でコピーする代わりに、プログラムがページの内容を取得し、目的のデータだけを取り出す。価格調査、ニュース収集、研究用のデータ収集など、Web 上に散らばる情報を効率的に集める手段として使われる。
基本的な流れ
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 取得 | 対象ページの HTML を取り込む |
| 解析 | HTML の構造から目的の要素を特定 |
| 抽出 | テキストや属性を取り出す |
| 保存 | データを表やファイルに整形 |
Python では、ページ取得と解析を支援するライブラリが充実しており、スクレイピングの定番言語になっている。
API との使い分け
データを提供する公式の API がある場合は、スクレイピングより API を使う方が望ましい。API は構造化されたデータを安定して提供し、提供側も想定した使い方だからだ。スクレイピングは、API が用意されていない情報を取得する手段として位置づけられる。まず API の有無を確認するのが定石になる。
重要な注意点 (法と倫理)
スクレイピングは強力だが、無制限に行ってよいわけではない。多くのサイトは利用規約でスクレイピングを禁止・制限しており、これに反する取得は規約違反になりうる。また、短時間に大量アクセスするとサーバーに負荷をかけ、業務妨害とみなされる恐れがある。取得したデータの利用 (特に著作権や個人情報) にも配慮が必要だ。対象サイトの規約とアクセスルール (robots.txt 等) を確認し、適切な間隔を空けてアクセスするなど、節度ある利用が大前提になる。技術的に可能であることと、行ってよいことは別である点を、常に意識する必要がある。
学習には関連書籍が役立つ。
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