エラーが出たときこそ本の出番

2 分で読めます
入門実践技術書

この記事は約 3 分で読めます。

エラーは敵じゃない

プログラミングをしていると、画面に赤い文字でエラーメッセージが表示されることがあります。初めて見ると「壊れた!」と焦りますが、大丈夫です。エラーはパソコンが壊れたわけではなく、「ここに問題がありますよ」と教えてくれているだけです。

そして、このエラーを理解するのに本が役立ちます。

検索だけでは解決しないエラーがある

エラーメッセージをそのまま検索すると、解決策が見つかることもあります。でも、「なぜそのエラーが出たのか」「どうすれば同じエラーを防げるのか」までは、検索結果ではわからないことが多いです。

本には、エラーが起きる仕組みが体系的に書いてあります。「この書き方をするとこういうエラーが出る」「こう書けばエラーを防げる」。この知識があると、同じエラーを二度と出さなくなります。

エラーが出たときの本の使い方

1. エラーの種類を確認する

エラーメッセージには種類があります。「SyntaxError」は書き方の間違い、「TypeError」は型の間違い、「NameError」は名前の間違い。本の索引 (巻末のあいうえお順のリスト) でエラーの種類を引くと、該当するページが見つかります。

2. 該当する章を読む

たとえば「TypeError」が出たら、本の「型」や「データ型」について書いてある章を読みます。エラーの直し方だけでなく、「型とは何か」「なぜ型が大事なのか」がわかると、エラーの根本原因が理解できます。

3. 正しい書き方を確認する

エラー解決に役立つ本には、「間違った書き方」と「正しい書き方」が並べて載っていることがあります。自分のコードと見比べると、どこが間違っているか一目でわかります。

エラーを記録しておく

エラーが出て、本を読んで解決したら、その内容をノートに書いておきましょう。「こういうエラーが出た → 原因はこれだった → こう直した」。この記録が、自分だけのエラー辞典になります。

同じエラーが出たとき、本を開き直さなくても、自分のノートを見れば解決できるようになります。

エラーが出るのは成長の証

エラーが出るということは、コードを書いているということです。コードを書かなければエラーは出ません。エラーが多い人は、それだけたくさんコードを書いて挑戦している人です。

エラーを 1 つ解決するたびに、プログラミングの力が 1 つ上がります。エラーは敵ではなく、成長のきっかけです。

関連記事

まとめ

エラーが出たら焦らず、本を開きましょう。索引でエラーの種類を引き、該当する章を読み、正しい書き方を確認する。この流れを繰り返すうちに、エラーを恐れなくなり、自分で解決できるようになります。

共有:Xはてブ

この記事は役に立ちましたか?

関連用語

関連記事

スタックオーバーフローのコピペを卒業する日

Stack Overflow からコードをコピペして動かす段階から、自分で設計して書ける段階へ。この成長の壁を越えるために技術書が果たす役割を解説します。

エラーメッセージを読めるエンジニアは何が違うのか

エラーが出たときに冷静に原因を特定できる人と、パニックになる人。その差は経験だけでなく、読んできた本の種類にあります。デバッグ力を支える読書の傾向を分析します。

本を読んだらすぐパソコンを開こう

プログラミングの本を読んだら、すぐにパソコンを開いて手を動かしましょう。読むだけでは身につかない理由と、読んだ直後にやるべきことを紹介します。

独学プログラマーが「本の沼」にハマる原因と抜け出し方

独学でプログラミングを学ぶ人が陥りがちな「次の本を探し続けて手が動かない」状態の原因と、具体的な脱出方法を解説します。

プログラマーはなぜ本を読むのか

ネットで何でも調べられる時代に、プログラマーがわざわざ本を読む理由を解説します。検索では手に入らない「つながった知識」が本にはあります。

写経のすすめ - 技術書のコードを手で打ち込む学習効果

技術書のサンプルコードを手で打ち込む「写経」の 3 つのレベルと、写経に向いている本の特徴、効果を最大化するやり方を紹介します。