本を読んだらすぐパソコンを開こう
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読んだだけで満足していませんか
プログラミングの本を 1 章読み終えて、「なるほど、わかった」と思って本を閉じる。次の日、同じ内容を思い出そうとしても、ほとんど覚えていない。
これは記憶力の問題ではありません。プログラミングは「読む」だけでは身につかないのです。
なぜ読むだけでは足りないのか
プログラミングは体で覚えるもの
自転車の乗り方を本で読んでも、実際に乗らなければ乗れるようになりません。プログラミングも同じです。コードを自分の手で打って、動かして、エラーを直して。この体験を通じて初めて身につきます。
「わかった気」と「できる」は違う
本を読んで「わかった」と思っても、いざ自分で書こうとすると手が止まります。「わかった気」と「実際にできる」の間には大きな差があります。この差を埋めるのが、手を動かすことです。
読んだ直後にやること
本のコードをそのまま打つ
手を動かして学ぶプログラミング入門書に載っているコードを、コピー & ペーストではなく、自分の手で 1 文字ずつ打ちましょう。打ち間違えてエラーが出ることもありますが、そのエラーを直す経験が学びになります。
少しだけ変えてみる
本のコードをそのまま動かしたら、次は少しだけ変えてみましょう。数字を変える、文字を変える、条件を変える。「こう変えたらどうなるだろう」と試すことで、コードの意味が体感的にわかります。
エラーを怖がらない
エラーが出ても、パソコンは壊れません。エラーメッセージは「ここが間違っているよ」と教えてくれるヒントです。エラーを読んで、直して、また動かす。この繰り返しが上達の近道です。
理想のサイクル
本を 10 分読む → パソコンで 10 分試す → また本を 10 分読む。この「読む → 試す」のサイクルを繰り返すのが、一番効率のいい学び方です。
1 章まるごと読んでからパソコンを開くより、こまめに切り替えるほうが記憶に残ります。
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まとめ
プログラミングの本を読んだら、すぐにパソコンを開きましょう。本のコードを自分の手で打ち、少し変えて試し、エラーを直す。「読む → 試す」のサイクルを回すことで、読んだ内容が確実に身につきます。
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