いちばんやさしい新しいサーバーの教本 人気講師が教える動かして理解する基礎からコンテナまで
イチバンヤサシイアタラシイサーバーノキョウホン ニンキコウシガオシエルウゴカシテリカイスルキソカラコンテナマデ
- 著者:
- 水野 源(ミズノハジメ)
- 出版社:
- インプレス
- 出版日:
- 2022年01月20日頃
- ISBN:
- 9784295013181
- シリーズ:
- いちばんやさしい教本
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
「サーバーが重い」「サーバーにつながらない」など、サーバーの存在を意識することはよくありますが、どのような姿で、どのような仕事をしているのか、具体的に想像できるでしょうか? 本書では、読者のみなさんが実際に手を動かして、自宅でサーバーの構築作業を体験できるため、「ネットの裏側を支えるサーバーとは何か」「サーバーはどのように作られるのか」「サーバーの管理とはどのような業務か」といった事柄を、具体的に理解できるのが特徴です。
技書の森解説
『いちばんやさしい新しいサーバーの教本』 (水野 源 著、宮原 徹 監修、インプレス、2022 年 1 月 20 日発売) は、インプレスの「いちばんやさしい教本」シリーズの 1 冊で、サーバーの仕組みを自宅での構築作業を通して学ぶ入門書です。版元の紹介文は「読むだけでなく、触りながら学ぼう!」と掲げ、「ネットの裏側を支えるサーバーとは何か」「サーバーはどのように作られるのか」「サーバーの管理とはどのような業務か」といった事柄を具体的に理解できることを特徴に挙げています。副題の後半は「動かして理解する基礎からコンテナまで」です。
全 10 章の構成、仮想マシンからコンテナと運用まで
目次は全 10 章です。Chapter 1「サーバーとインターネット」に始まり、Chapter 2「仮想マシンを動かそう」、Chapter 3「ネットワークの動作を確認しよう」、Chapter 4「リモートログインしてみよう」と続きます。Chapter 5 から Chapter 8 の章題は「Web サーバーを動かしてみよう」「メールサーバーを動かしてみよう」「ファイルサーバーを動かしてみよう」「WordPress を動かしてみよう」です。Chapter 9 は「コンテナを動かしてみよう」、最後の Chapter 10 は「サーバー運用段階で必要になる知識」です。
仮想マシン、各種サーバー、コンテナの技術背景
サーバーは特別な形の機械の名前ではなく、ネットワーク越しに要求を受けて応答を返す役割を担うコンピューターやソフトウェアを指す言葉です。Web サーバーは HTTP の要求に応じてページを返し、メールサーバーはメールの受け渡しと保管を、ファイルサーバーは複数の利用者の間でのファイルの共有を受け持ちます。どの種類のサーバーも、IP アドレスとポート番号で通信の相手を特定する ネットワーク の仕組みの上で動いています。手元の PC の中に仮想マシンを作れば、実機を別に用意しなくても、OS の導入からサービスの起動までを、壊してもやり直せる環境で試せます。
コンテナ は、アプリケーションと必要なライブラリをひとまとめにし、OS のカーネルを共有したまま隔離して動かす仕組みです。OS ごと用意する仮想マシンに比べて起動が速く、同じ構成を別の環境へ持ち運びやすいため、Web サービスを配備する単位として広く使われています。
サーバー、ネットワーク、OS をまとめた インフラ の仕事は、構築して終わりではありません。利用者のアカウントの管理、ソフトウェアの更新、ログの確認、バックアップといった作業は、サーバーを動かし始めてから続きます。
著者の水野 源と監修の宮原 徹
刊行時の版元の著者紹介では、水野 源は日本仮想化技術株式会社 技術部所属で、Ubuntu Japanese Team および ubuntu.com のメンバー、クラウドを利用した DevOps 案件などに携わるインフラ寄りのエンジニアとされています。監修の宮原 徹は同社の代表取締役社長兼 CEO で、2001 年に株式会社びぎねっとを設立して初学者向けの Linux とネットワークの教育を行い、2004 年からオープンソースカンファレンスを企画 / 運営していると紹介されています。
本書は、サーバーとインターネットの関係から、仮想マシン、Web とメールとファイルのサーバー、WordPress、コンテナ、運用の知識までを、自宅で手を動かす構築作業とともに全 10 章に収めています。
言及した記事 (1 件)
関連記事
インフラ / クラウド本ガイド - AWS や Docker を本で学ぶ
クラウドインフラ、コンテナ、IaC を学べる技術書の選び方と学習順序を紹介。インフラ本の賞味期限問題と公式ドキュメントとの使い分けも解説します。
技術書典と技術同人誌の世界 - 読者として楽しむガイド
技術書典の楽しみ方と技術同人誌の魅力を紹介。商業出版にはないニッチなテーマの深掘りや、著者と直接話せるイベントの活用法を解説します。
AWS 本の選び方 - 全体像 / 構築 / 設計 / 運用 / セキュリティの 5 視点
AWS を学ぶ技術書の選び方を「全体像 / 構築 / 設計 / 運用 / セキュリティ」の 5 視点で整理。公式ドキュメントと本の役割分担、資格対策書の位置づけまで、2026 年 8 月時点の定番書で AWS 独学のルートを解説します。
関連用語
ペットと家畜
サーバーを個別に管理する「ペット」から、使い捨て可能な「家畜」へ移行するインフラ運用の考え方
要件定義
システムで何を実現するかを明確にする工程。開発の成否を左右する上流の活動
サーバーレス
サーバーの管理をクラウドプロバイダーに委ね、コードの実行に対してのみ課金されるコンピューティングモデル
Next.js
React ベースのフルスタックフレームワークで、SSR、SSG、API Routes を統合的に提供する
テクニカルライティング
技術的な情報を正確かつ分かりやすく伝えるための文書作成スキル
RaspberryPi
手のひらサイズの小型コンピューター。学習から電子工作 / IoT まで幅広く使える