手を動かしてわかる Spring Boot 入門 ステップバイステップで学ぶ Web アプリ開発の基本
テヲウゴカシテワカルスプリングブートニュウモン ステップバイステップデマナブウェブアプリカイハツノキホン
- 著者:
- 田村 達也(タムラ タツヤ)
- 出版社:
- インプレス
- 出版日:
- 2026年04月07日頃
- ISBN:
- 9784295023821
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
これ 1 冊で超即戦力! Spring Boot の全体像から、環境構築、Web アプリの実装まで。最短で現場で使えるスキルを身につけたい人のための実践入門書。
技書の森解説
Java による Web アプリケーション開発の枠組みである Spring Boot を、ハンズオン形式でアプリケーションを作りながら学ぶ入門書が『手を動かしてわかる Spring Boot 入門』 (田村達也 著、インプレス、2026 年 4 月 7 日発売) です。副題は「ステップバイステップで学ぶ Web アプリ開発の基本」です。版元の紹介文は本書を「Java プログラマーに向けた、Spring Boot の入門書」と位置づけ、まず「Spring Boot とはなにか?」という基本的なところから全体像を解説すると説明しています。版元ページの著者紹介は、2026 年 10 月の閲覧時点で、著者をシステムエンジニアとして主に Spring Boot を使った開発を行ってきた人物と紹介し、Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングで Spring Boot や MongoDB を題材にした本を出してきたと記しています。
基礎編 3 章と実践編 14 章、全 17 章の構成
本書は 2 部構成です。第 1 部「基礎編」は第 1 章「Spring と Spring Boot の関係」、第 2 章「開発環境の構築」、第 3 章「Web アプリケーション開発・はじめの一歩」の 3 章です。第 2 部「実践編」は第 4 章「Web アプリケーションの概要」に始まり、第 5 章「Dependency Injection (依存性の注入)」、第 6 章「画面作成」、第 7 章「バインド」、第 8 章「バリデーション」、第 9 章「レイアウト機能」、第 10 章「MyBatis 基本編」、第 11 章「MyBatis 応用編」、第 12 章「Spring Data JPA」、第 13 章「AOP」、第 14 章「例外処理」、第 15 章「Spring Security」、第 16 章「ログ」、第 17 章「設定の外部化」と続きます。目次は、画面を作って入力値を受け取り、検証してから、データベースの扱いへ進み、横断的な処理や認証認可、運用で必要になるログと設定で締めくくる順に並びます。
起動の手間を減らす仕組みと、2 通りのデータアクセス
Spring Boot を使うと、必要なライブラリを依存関係の指定だけでまとめて取り込み、組み込みの Web サーバーで単体のアプリケーションとして起動できます。素の Spring で同じ構成を組む場合に比べ、最初に動く状態へたどり着くまでの設定がぐっと少なくなるのが利点です。データベースの扱いについては、目次で MyBatis に 2 章、Spring Data JPA に 1 章が充てられています。SQL を自分で書き、その結果をオブジェクトに写し取る方式は、実行される SQL がそのまま見えるので性能の調整がしやすい反面、対応付けの記述が増えます。テーブルとクラスの対応付けを枠組みに任せる ORM の方式は、単純な読み書きのコードを大きく減らせる代わりに、裏で発行される SQL を意識しないと思わぬ回数の問い合わせが走ることがあります。現場ではどちらの方式も使われるため、両方に目を通しておくと、配属先の既存コードに合わせて読み替えやすくなります。
サンプルコードと付録 PDF、REST やテストは配布物で
版元のページでは、本書で扱うサンプルコードに加えて、「本章で紹介しきれなかった内容を解説した付録 PDF」とそのサンプルコードが配布されています。版元は付録 PDF の中身を「ファイル操作 / REST / ビルド / テストといった、実務でよく使う機能を紹介しています」と案内しています。紙面の 17 章の目次には REST やテストを題にした章が無いので、API の作り方やテストの書き方を目当てにする場合は、付録 PDF の側で扱われる点を踏まえて選ぶのが確実です。国立国会図書館の書誌にもサンプルデータのダウンロードと索引ありの注記があります。
Java を書ける人が Spring Boot の現場に入る準備として
版元が Java プログラマー向けと明記しているとおり、Java の文法やクラスの書き方は前提です。Java そのものを学び始める段階なら、先に言語の入門書を 1 冊終えておくほうが本書の演習に集中できます。一方で、業務で Spring Boot を使うことが決まり、環境構築から画面、データベース、認証認可、ログと設定までを一通り手を動かして体験しておきたい人には、範囲と順序が整った入り口になります。Web 開発の本全体の選び方は Web 開発本の選び方 にもまとめています。配属や案件の開始までに、Spring Boot のアプリケーションを最初から最後まで自分の手で組み立てた経験を持っておきたい人にとって、本書は投じた時間の回収が早い一冊です。
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