演習でマスターするC言語とデータ構造の表紙

演習でマスターする C 言語とデータ構造(エンシュウデマスタースルシーゲンゴトデータコウゾウ)

著者:
内藤 広志/齊藤 隆(ナイトウ ヒロシ/サイトウ タカシ)
出版社:
共立出版
出版日:
2006年09月27日頃
ISBN:
9784320121515
在庫:
在庫あり
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なぜ注目されているか

総合
1931

書籍紹介

本書は、 C 言語の基本をマスターした人を対象とし、 150 以上の演習問題を解くことで、基本的なデータ構造を理解し、それを利用するプログラムを作成できることを目標としている。さらに、データ構造を抽象化・カプセル化することで、抽象データ型の考えを理解できるようにしている。
大学での演習の経験をもとに、大学での演習用の教科書としても独習書としても利用できるように、次の工夫を凝らしている。

(1) 身近な例や具体的な値からデータ構造の特徴や動作を理解する。

(2) データ構造を操作する関数を少しずつ完成していく。

(3) データ構造を利用するプログラムの書き方を説明する。

(4) 節ごとにあげた演習問題を解くことで、プログラムを作成する力を付けられる。

技書の森解説

大学の情報系学科で C 言語とデータ構造を同時に学ぶ講義の教科書として書かれた一冊です。配列・ポインタ・構造体といった C の言語機能を確認しながら、リスト・スタック・キュー・木・グラフなどの基本的なデータ構造を自分の手で実装していく構成を取っています。共立出版から刊行されており、学術的な正確さと演習問題の充実度に重きを置いた作りです。

本書の特徴は、読むだけでは先に進めない設計にあります。各章の演習問題が理解度を試す関門として配置されており、手を動かして初めて概念が定着する仕組みです。抽象的な図だけで済ませがちなデータ構造の振る舞いを、 C のポインタ操作を通じて具体的に追体験できるため、「なぜこの構造が必要なのか」が腑に落ちやすくなっています。

一方で、入門レベルから始まるとはいえ C 言語の文法をゼロから丁寧に教える本ではありません。ポインタやメモリ管理の基礎知識が曖昧な状態で読み始めると苦戦する場面があります。 C の基本文法を一通り終えた段階で、次のステップとしてデータ構造の実装力を付けたい人に適した教科書です。

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