マシンエイジの表紙

マシンエイジ(マシンエイジ)

AI 時代に人間らしく働くということ

その他
著者:
ロバート・スキデルスキー/村井 章子(ロバート スキデルスキー/ムライ アキコ)
出版社:
筑摩書房
出版日:
2026年03月04日頃
ISBN:
9784480864888
シリーズ:
単行本
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

情報技術と資本主義の結託が、いまや私たちの思考と生活を支配しつつある。そのからくりを暴き、人間の未来を問う──経済思想の泰斗が放つ、現代への警告の書。

技書の森解説

AI と働き方をめぐる本の多くは、技術をどう使いこなすかという適応の話です。本書はその前提を疑う側に立ちます。情報技術と資本主義が手を結ぶことで、私たちの思考や生活そのものが支配されつつあるのではないか。そのからくりを暴き、機械の時代に人間らしく働くとは何かを問う論考で、経済思想の泰斗と紹介されるロバート・スキデルスキー氏の著作を村井章子氏の訳で読めます。筑摩書房から 2026 年 3 月に刊行されました。

副題は『 AI 時代に人間らしく働くということ』。個別の AI ツールの解説ではなく、技術と経済体制の関係を思想の水準で扱う本であり、読みどころは経済思想の蓄積から機械化の時代を照らす視座にあります。生産性や効率という、技術業界では自明とされがちな価値そのものを問い直す議論は、ハウツー本では決して得られない種類の揺さぶりを与えてきます。

想定される読者は、 AI の進展を仕事の前提として受け入れつつも、どこかで釈然としなさを抱えているエンジニアや企画職、そして技術と社会の関係を経済思想から考えたい学生です。単行本の翻訳書であり、じっくり論を追う読書になりますが、経済学の専門教育は前提ではありません。自動化を推進する立場の人間こそ、推進の先に何を作ろうとしているのかを言葉にするために、こうした批判の書を通過しておく意味があります。

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