かんたんネットワーク入門改訂 3 版
カンタン ネットワーク ニュウモン
イラストでわかるネットワークのしくみ
なぜ注目されているか
書籍紹介
一番やさしいネットワークの本。コンピュータはどうつながっているの? に答えます。ネットワークの最新技術もよくわかる!
技書の森解説
『かんたんネットワーク入門改訂 3 版』 (三輪賢一 著、技術評論社、2016 年 8 月刊) は、コンピューター同士がどのような機器と技術、決まりごとでつながっているのかを、LAN からインターネット、セキュリティまでイラストとともにたどるネットワークの入門書です。国立国会図書館の書誌では、書名に「イラストでわかるネットワークのしくみ」が添えられています。同じ書誌にはオールカラー図解の表記もあります。版元は第 3 版を、クラウドや仮想化などの技術を増補した版と案内しています。
全 6 章の構成、通信手段の話から LAN、プロトコル、セキュリティまで
目次は Chapter 1 から Chapter 6 までの全 6 章です。Chapter 1「ネットワークって何だろう?」はモールス信号や電話の発明といった通信手段の話から入り、Chapter 2「基本になるネットワーク LAN」で LAN を構成する機器、無線 LAN、ファイル共有とプリンター共有、データセンターと仮想化を扱います。Chapter 3「ネットワークのルール プロトコル」は OSI 参照モデル、イーサネット、MAC アドレス、IP アドレスと IPv6、ポート番号、ルーティングの章で、Chapter 4「世界中に広がるネットワークへ」はプロバイダー、アドレス変換、ドメイン、ブロードバンド接続と FTTH、冗長構成、クラウドのしくみへと広がります。Chapter 5「インターネットでできること」で電子メールと Web ページ閲覧、動画とストリーミング、IP 電話のしくみを扱い、Chapter 6「ネットワークを安全に利用するために」でネットワーク攻撃の手口、コンピュータウイルス、ファイアウォール、暗号、認証、無線 LAN のセキュリティを扱って終わります。
階層のモデルと 2 つの住所、名前解決
OSI 参照モデルは通信を 7 つの階層に分けて整理する考え方で、インターネットで実際に使われる TCP/IP のプロトコル群も、物理的な伝送、同じネットワーク内の配送、ネットワークをまたぐ配送、アプリケーションへの受け渡しという層の重なりで動いています。同じ LAN の中で機器を見分けるのが MAC アドレス、ネットワークをまたいで相手を指すのが IP アドレスで、さらにポート番号が 1 台のコンピューターの中のどのアプリケーションに届けるかを決めます。家庭や会社の LAN では、プライベートな IP アドレスを持つ多くの機器がアドレス変換を通じて少数のグローバルな IP アドレスを共有し、Web サイトの名前は DNS が IP アドレスへ引き当てます。
版元のオススメと、ネットワーク本の記事
版元がオススメの対象として挙げるのは、コンピューター・ネットワークの全体像を知りたい人です。書誌の紹介文には、コンピューターはどうつながっているのかという問いに答えるとあります。機器の設定コマンドや資格試験の対策は章の題目にありません。Chapter 4 にはダイアルアップ接続の節もあります。ネットワークの本の選び方は ネットワーク本ガイド にまとめています。
本書は、通信手段の成り立ちから LAN、プロトコル、インターネットへの接続とサービス、セキュリティまでのネットワークの基本を、イラストとともに全 6 章に収めています。
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