ソフトウェアテストHAYST法入門の表紙

ソフトウェアテスト HAYST 法入門(ソフトウェア テスト ヘイストホウ ニュウモン)

品質と生産性がアップする直交表の使い方

ソフトウェア工学・設計
著者:
吉澤正孝/秋山浩一(ヨシザワ,マサタカ/アキヤマ,コウイチ)
出版社:
日科技連出版社
出版日:
2007年07月
ISBN:
9784817192288
在庫:
在庫あり
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技書の森解説

テスト対象の設定項目が 10 個あり、それぞれに数個の選択肢があるだけで、全組み合わせの検証は事実上不可能な件数に膨れ上がります。この組み合わせ爆発にどう立ち向かうかはテスト設計の古典的な難題で、その解法の一つが直交表を使って組み合わせを効率よく間引く手法です。本書は、その考え方に立つテスト技法 HAYST 法の入門書として、吉澤正孝氏と秋山浩一氏の共著により 2007 年に日科技連出版社から刊行されました。

副題に「品質と生産性がアップする直交表の使い方」とあるとおり、主役は直交表です。実験計画法に由来するこの道具をソフトウェアテストへ応用し、限られた工数で欠陥検出力を落とさない組み合わせの選び方を扱います。数学的な道具立てが出てくるぶん、読み流しではなく手を動かして表を組みながら読む姿勢が要る本で、テスト技法の書籍の中では理論寄りの位置にあります。

場当たり的にテストケースを増やしてきた QA エンジニアや、テスト工数の見積もり根拠を説明できるようになりたいテストリーダーが、技法の原理から学び直す用途に向きます。刊行は 2007 年ですが、組み合わせテストの考え方そのものは対象技術に依存しません。同じ著者の秋山浩一氏による 2014 年刊の『事例とツールで学ぶ HAYST 法』が実践編の位置づけにあるため、原理を本書で、適用の実際をそちらで、という読み進め方ができます。

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