プログラミング本を図書館で無料で借りるコツと注意点

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本は買わなくても読める

プログラミングの本は 1 冊 2000〜4000 円くらいします。中学生や高校生にとっては、なかなか大きな出費です。「読みたいけど、お金が足りない」。そんなとき、図書館という選択肢があります。

市区町村の図書館には、プログラミングの本が意外とたくさん置いてあります。しかも無料で借りられます。

図書館のメリット

お金がかからない

これが最大のメリットです。図書館カードを作れば、貸出そのものにはお金がかかりません。ただし同時に借りられる冊数には上限があり、何冊までかは図書館ごとに違います (横浜市立図書館の場合は全館あわせて 1 人 10 冊まで・2026 年 8 月時点)。その範囲内なら「この本、自分に合うかな」と不安なときも、図書館なら気軽に試せます。合わなければ返せばいいだけです。

たくさんの本に触れられる

買うとなると慎重に 1 冊を選びますが、図書館なら上限の範囲で 5 冊まとめて借りることもできます。いろいろな本をパラパラめくって、自分に合う本を見つけられます。

返却期限が締め切りになる

図書館の本には返却期限があります。多くの図書館では 2 週間前後で、正確な返却日は貸出手続きのときに渡されるレシートに印字されます。この期限が「読まなきゃ」というちょうどいいプレッシャーになります。買った本は「いつでも読める」と思って積んでしまいがちですが、借りた本は期限があるから読み進められます。

図書館で本を選ぶコツ

棚番号を覚えておく

図書館の本は分類番号で並んでいます。プログラミングの本は日本十進分類法 (NDC) の「007」(情報学) の棚、細かくは「007.64」(プログラミング) に集まっています。この棚を覚えておけば、毎回探し回らずに済みます。

新しい本を選ぶ

プログラミングの世界は変化が速いので、なるべく出版年が新しい本を選びましょう。奥付 (本の最後のページ) に出版年が書いてあります。言語やフレームワークの入門書は、5 年以上前のものだと画面や書き方が今のバージョンと違っていることがあります。一方でアルゴリズムや設計の考え方を扱う本は古くても通用するものが多いので、出版年をどこまで気にするかはジャンルで変えて構いません。

予約システムを使う

人気のプログラミング入門書は貸し出し中のことも多いです。そんなときは図書館の予約システムを使いましょう。多くの図書館はウェブサイトから蔵書検索と予約ができます (2026 年 8 月時点)。複数の図書館の蔵書をまとめて検索できる無料サービス「カーリル」を使えば、近くのどの館に置いてあるかを先に確認できます。

注意点

図書館の本には書き込みができません。大事なページに付箋を貼ったり、ノートにメモを取ったりして対応しましょう。

また、サンプルコードを動かしたい本は、借りている間に集中して取り組む必要があります。返却後に「あのコード、どうだったっけ」とならないよう、動かしたコードは自分のパソコンに保存しておきましょう。

気に入った本は買う

図書館で読んで「この本は手元に置きたい」と思ったら、そのときに買えばいいのです。図書館は試し読みの場所として最適です。読まずに買って後悔する確率を大きく下げられます。

借りる場合と買う場合の違い

借りる場合と買う場合では、どの観点でどちらが有利かがはっきり分かれます。

観点図書館で借りる買う
費用貸出は無料 (同時に借りられる冊数は図書館ごとに上限あり)1 冊 2000〜4000 円くらい
冊数と選び方5 冊まとめて借りてパラパラめくり比べられる慎重に 1 冊を選ぶことになる
読み終える期限2 週間前後の返却期限が「読まなきゃ」というプレッシャーになる期限がなく「いつでも読める」と思って積んでしまいがち
書き込みできないので付箋やノートで対応する自分の本なので制限はない
サンプルコード借りている間に集中して取り組み、動かしたコードは自分のパソコンに保存しておく手元に本が残るので後から読み直せる
合わなかったとき返せばいいだけで出費にならないハズレ本だった分の出費が戻らない

費用と冊数では図書館が有利で、書き込みと読み返しでは買うほうが有利です。だからこそ、まず借りて試し、手元に置きたい 1 冊だけを買う流れが噛み合います。

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まとめ

図書館を使えば、お金をかけずにたくさんのプログラミングの本に触れられます。まずは図書館で借りて読んでみて、気に入った本だけ買う。この流れが、特に学生にはおすすめの読書スタイルです。

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