プログラミングの本は教科書とは違う
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テスト勉強のように読まなくていい
学校の教科書は、テストのために内容を暗記します。年号を覚え、公式を覚え、英単語を覚える。プログラミングの本も同じように暗記しなきゃいけないと思っていませんか。
その必要はまったくありません。
教科書との 3 つの違い
暗記しなくていい
プログラミングでは、コードの書き方を全部暗記する必要はありません。忘れたら本を開いて確認すればいいのです。プロのプログラマーも、毎日のように調べながらコードを書いています。
大事なのは「何がどこに書いてあるか」を覚えておくことです。暗記ではなく、引き出しの場所を知っておく感覚です。よく使う書き方は、調べているうちに手が覚えます。覚えようとして覚えるのではなく、使った回数だけ残るものだと思っておけば十分です。
順番どおりに読まなくていい
教科書は第 1 章から順番に進みますが、プログラミングの本は必要な章から開ける場合があります。「今、ループの書き方が知りたい」と思ったら、まずループの章を開いてみてください。
ただし、飛べるかどうかは本によります。入門書は前の章で作ったファイルや、前の章で説明した言葉をそのまま使って進むものが多く、その手の本を途中から開くと、書いてある単語の意味がわからず止まります。逆に、話題ごとに独立した項目が並ぶ本なら、どこから開いても読めます。目次と各章の最初の数行を見て、1 本の流れなのか独立した項目の集まりなのかを先に確かめてください。
1 回で理解しなくていい
わかりやすいプログラミングの本でも、1 回読んだだけでは理解できない部分があります。それは普通です。実際にコードを書いてみて、もう一度読むと「ああ、こういうことか」とわかります。
本は辞書のように使う
プログラミングの本は、読み終わったら本棚にしまうのではなく、机の横に置いておきましょう。コードを書いていて「あれ、どう書くんだっけ」と思ったら、すぐに開いて確認する。手を動かしている最中に引ける本がいちばん働きます。
もっとも、最初の 1 冊を引くためだけに使うのは損です。入門書は「何ができて、何ができないか」の全体像を見せる順番で章が並んでいるので、一度は通して目を通しておくと、後から引くときに「あのあたりに書いてあったはず」と当たりがつきます。通して読むのは 1 回、あとは引く道具にする。この二段構えが現実的です。
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まとめ
プログラミングの本は、暗記するための教科書ではありません。覚えようとせず、何度でも開いて確認する。ただし順番を飛ばせるかどうかは本によるので、目次を見て流れの本か項目の集まりかを確かめてから決める。この気楽さと一手間の組み合わせが、プログラミング学習を長続きさせるコツです。
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