本を読んでもすぐにコードが書けなくて当たり前

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入門実践技術書

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「読んだのに書けない」は普通

本を 1 冊読み終えて、「よし、何か作ろう」とパソコンに向かう。でも、真っ白な画面を前にして、何も書けない。「あれだけ読んだのに……」と落ち込む。

安心してください。これは誰もが通る道です。

読むことと書くことは別の能力

本を読んで「理解する」ことと、自分で「書ける」ことは、まったく別の能力です。

料理本を読んで「なるほど、こうやって作るのか」と理解しても、実際にキッチンに立つと手順がわからなくなる。それと同じです。読んで理解する力と、手を動かして作る力は、別々に鍛える必要があります。

ギャップを埋める方法

本のサンプルコードを改造する

ゼロから書くのが難しければ、本のサンプルコードを少しだけ変えてみましょう。数字を変える、文字列を変える、条件を 1 つ追加する。小さな改造から始めると、「自分で書いた」感覚が得られます。

本を開きながら書く

本を閉じて書こうとしなくて大丈夫です。本を横に開いて、見ながら書く。カンニングではありません。プロのプログラマーも、ドキュメントを見ながらコードを書いています。

写すことから始める

写経で学ぶプログラミングという学習法があります。本のコードをそのまま打ち込む。最初はこれで十分です。写しているうちに、「ここはこういう意味か」と体で覚えていきます。

焦らなくていい

本を 1 冊読んだだけで自由にコードが書けるようになる人はいません。本を読んで、写して、改造して、少しずつ自分で書ける範囲を広げていく。この繰り返しで、いつの間にか書けるようになります。

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まとめ

本を読んでもすぐにコードが書けないのは、あなたの能力の問題ではなく、読む力と書く力が別物だからです。サンプルコードの改造、本を見ながら書く、写経。この 3 つで、読書と実践のギャップは埋まります。

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