同じ本を 2 回読むと見える景色が変わる
この記事は約 3 分で読めます。
1 回で理解できなくて当然
プログラミングの本を 1 回読んで、すべて理解できる人はほとんどいません。「読んだけど、あまり頭に残っていない」。それは普通のことです。
でも、同じ本をもう 1 回読むと、驚くほど理解が深まります。
なぜ 2 回目は違うのか
1 回目の知識が土台になる
1 回目に読んだとき、完璧に理解できなくても、頭の中にうっすらと知識の土台ができています。2 回目はその土台の上に読むので、1 回目より楽に、深く理解できます。
全体像を知った上で読める
1 回目は「次に何が出てくるかわからない」状態で読んでいます。2 回目は本の全体像を知っているので、「この章はあの章につながるんだな」と関連づけながら読めます。
実践経験が加わっている
1 回目を読んだ後に少しでもコードを書いていれば、2 回目は実体験と結びつけて読めます。「あのとき困ったのは、ここに書いてあることだったのか」という発見があります。
効率的な 2 周目の読み方
全部読み直さなくていい
繰り返し読みたいプログラミング本でも、2 周目は全ページを読む必要はありません。1 回目に付箋を貼ったページ、理解が浅かった章、実践で困った部分だけを重点的に読みましょう。
メモを取りながら読む
2 周目は、1 回目にはなかった気づきが出てきます。「1 回目は気づかなかったけど、ここ大事だな」と思ったことをメモしておくと、自分だけの要点集ができます。
2 回読む価値がある本の見分け方
読み終えた後に「もう一度読みたい」と思った本は、2 回読む価値があります。逆に、1 回で十分だと感じた本は、次の本に進みましょう。すべての本を 2 回読む必要はありません。
関連記事
まとめ
同じ本を 2 回読むと、1 回目には見えなかった理解が得られます。2 周目は全部読まず、重要な部分だけ集中して読む。この再読の習慣が、知識を「なんとなく」から「確実に」に変えてくれます。
この記事は役に立ちましたか?
関連用語
関連記事
技術書の知識を定着させる間隔反復法 - 読んだのに忘れる問題を解決する
技術書を読んでも内容を忘れてしまう原因を認知科学の観点から分析し、間隔反復法を使って知識を長期記憶に定着させる具体的な方法を紹介します。
技術書を 2 周読む技術 - 再読で理解が深まる理由
技術書を 2 周読むことで理解の質が劇的に変わる理由と、1 周目と 2 周目の読み方の違い、再読すべき本の見分け方を紹介します。
1 冊読み終えたら自分を褒めよう
プログラミングの本を 1 冊読み切るのは、それだけで立派な達成です。読了の価値と、次の 1 冊につなげるための振り返り方を紹介します。
「全部理解してから次に進む」をやめると速くなる
技術書を 1 行ずつ完璧に理解しようとして進まない人へ。理解の完璧主義を手放し、「わからないまま先に進む」読書法が結果的に理解を深める理由を解説します。
本を読むのに特別な才能はいらない
「頭がいい人だけが本を読める」は間違いです。プログラミングの本を読むのに必要なのは才能ではなく、ほんの少しの工夫だけ。その工夫を紹介します。
本を読んだら誰かに話してみよう
本で学んだことを誰かに話すと、自分の理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。話す相手がいないときの代わりの方法も紹介します。