坂本真樹先生が教える 人工知能がほぼほぼわかる本
サカモトマキセンセイガオシエルジンコウチノウガホボホボワカルホン
なぜ注目されているか
書籍紹介
坂本真樹先生 (人工知能学会、オスカープロモーション所属) がやさしく人工知能を解説!
本書は、一般の人には用語の理解すら難しい人工知能を、関連知識が全くない人に向けて、基礎から研究に関する代表的なテーマまで、イラストを多用し親しみやすく解説した書籍です。
数少ない女性人工知能研究者の一人である坂本真樹先生が、女性ならではの視点で、現在の人工知能が目指す最終目標「感情を持つ人工知能」について、人と人工知能との融和の観点から解説しています。
1 章 人工知能ってなに?
2 章 人工知能に知識を入れるには?
3 章 人工知能にどのように学習させるの?
4 章 人工知能はどのように考えるの?
おわりに: 人工知能は感情をもてるの?
技書の森解説
『坂本真樹先生が教える 人工知能がほぼほぼわかる本』 (坂本 真樹 著、オーム社、2017 年 4 月刊) は、人工知能の基礎から研究の代表的なテーマまでを、イラストを多く使って解説した入門書です。版元の案内は、著者を人工知能学会とオスカープロモーションに所属する人工知能研究者と紹介し、本書を、一般の人には用語の理解さえ難しい人工知能を関連知識のない人に向けて解説した書籍と説明しています。版元の書籍ページは、対象の段階を初級としています。
全 4 章の構成、人工知能の生まれから実用例まで
版元の目次は、1 章「人工知能ってなに?」に始まり、2 章「人工知能に入れやすいものと入れにくいもの」、3 章「人工知能は情報からどのようにして学ぶの?」と進み、4 章「人工知能の実用例」で終わる全 4 章に、「おわりに」と参考文献が続く構成です。1 章の節は、人工知能がいつ生まれたのか、何を人工知能と呼ぶのか、人工知能は人を超えるのかの 3 つを問いの形で取り上げます。3 章の節は機械学習、ニューラルネットワーク、ディープラーニングを順に扱い、最後の節で「AI 御三家」の 1 つとして遺伝的アルゴリズムを取り上げます。
第 3 次ブームの背景、知識を書き込む方式から学ぶ方式へ
総務省の平成 28 年版 情報通信白書は、人工知能の研究が 1950 年代から続き、ブームと冬の時代が交互に訪れてきたと整理しています。1980 年代の第 2 次ブームでは、コンピューターが推論に使う知識を人が記述して与える方式で、専門家のように振る舞うエキスパートシステムが数多く作られました。ただ、世の中の膨大な情報を人がすべて記述して用意するのは難しく、使える知識は特定の領域に限られました。白書は 2000 年代からの第 3 次ブームの背景として、大量のデータから 人工知能 自身が知識を獲得する方式の実用化と、対象を見分けるのに注目すべき特徴量をコンピューター自身が習得する ディープラーニング の登場を挙げています。本書は 2 章で人工知能に入れやすいものと入れにくいものを、3 章で情報から学ぶ仕組みを扱っています。
ゲームや画像、会話、オノマトペと芸術までの実用例
4 章は、人工知能の進化をたどる例としてのゲーム、第 3 次 AI ブームのきっかけとしての画像、自動運転、会話、遺伝的アルゴリズムのオノマトペへの応用、芸術の 6 つの分野を節に立てています。版元の案内は、人工知能が目指す最終目標として「感情を持つ人工知能」を挙げ、それを人と人工知能との融和の観点から解説するとしています。巻末の「おわりに」は著者の署名入りの文章で、これからの人工知能研究のカギとして「感性」を題に掲げています。本書は、人工知能の生まれと呼び方の範囲から、機械学習の仕組み、6 つの分野の実用例までを全 4 章と「おわりに」に収めています。
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