プロフェッショナル Web プログラミング Laravel
- 著者:
- 不明
- 出版社:
- エムディエヌコーポレーション
- 出版日:
- 2022年03月28日頃
- ISBN:
- 9784295202837
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
『プロフェッショナル Web プログラミング Laravel』 (久保田 賢二朗、荒井 和平、大橋 佑太 著、エムディエヌコーポレーション、2022 年 3 月発売) は、PHP をひととおり学んだ人が、Laravel 9 を使って Web アプリケーションの開発を始めるための入門書です。手元のパソコンに Docker と Laravel Sail の開発環境を作り、つぶやき投稿アプリを題材に機能を足していき、テストとデプロイまでの工程をたどります。版元はプロを目指す人のための Laravel 入門書と案内しており、国立国会図書館の書誌にも Laravel 9 対応の注記があります。
CHAPTER1 から CHAPTER5 まで、環境構築からデプロイへ
目次は 5 つの CHAPTER と INDEX です。CHAPTER1「Laravel を始める準備」で Laravel のバージョンと動作環境を確かめ、Docker のインストールから Sail 環境のカスタマイズ、複数人で開発するための準備までを済ませます。CHAPTER2「アプリケーションの基本構造を作る」では、コントローラーを作ってつぶやきの一覧、投稿、編集、削除を順に実装します。CHAPTER3「アプリケーションを完成させる」はサービスコンテナ、Laravel Breeze によるログイン機能、ミドルウェア、例外、Laravel Mix と Blade テンプレートのコンポーネントによるフロントエンドを扱います。CHAPTER4「Laravel のさまざまな機能を使う」はメール送信、Queue による非同期処理、スケジューラーによる定期的なバッチ処理、画像のアップロードを扱い、最後の CHAPTER5「アプリケーションのテスト & デプロイ」でユニットテスト、フィーチャーテスト、Laravel Dusk、GitHub Actions による CI、デプロイへ進みます。掲載コードは版元のページからダウンロードできます。
サービスコンテナや非同期処理まで踏み込む理由
一覧と投稿と編集と削除、いわゆる CRUD の画面を作るだけなら、Laravel のルーティングと、Eloquent によるデータベース操作を覚えれば形になります。クラスが必要とする部品を外から渡す 依存性注入 の仕組みは、テストのために部品を差し替える書き方の土台です。メールの送信や画像の処理のように時間のかかる仕事をリクエストの中で済ませると応答が遅くなるため、ジョブとして積んでおき キューワーカー に後から処理させる構成が使われます。本書は、こうした部品を 1 本のアプリケーションに順に組み込む構成です。
Docker と Sail で Laravel 9 を学ぶ前提知識
前提は PHP の基本文法で、版元は、PHP をひととおり理解し、これから Laravel を始めたい人を読者として挙げています。開発環境は Docker の上に Sail で組み、OS ごとに PHP やデータベースを直接入れる手順は使いません。CHAPTER5 では Git によるバージョン管理と GitHub Actions の設定ファイルも扱います。画面の操作を自動で再現してアプリケーション全体の動きを確かめる E2E テスト は、関数やクラスを単体で確かめるテストでは見つからない、画面をまたぐ不具合を拾う手段です。
Laravel 9 の時点の手順と、改訂版の刊行
本書が対象とするのは刊行時の Laravel 9 で、フロントエンドのビルドには Laravel Mix を使います。目次の最後には「本書と同じバージョンを設定するには」という項目があります。2026 年 5 月には改訂版『プロフェッショナル Web プログラミング Laravel 改訂版』 (久保田 賢二朗、塚原彰仁、大橋 佑太 著) が同じ版元から刊行されています。PHP のフレームワークでの開発を、環境構築から CI とデプロイまで 1 本のアプリケーションで通す構成で、Laravel の内部の実装や大規模なアプリケーションの設計を主題にした章はありません。
本書は、Docker と Laravel Sail の開発環境の構築から、つぶやき投稿アプリの実装、ログインとメールと非同期処理と画像のアップロード、テストと CI とデプロイまでを 5 つの CHAPTER に収めています。
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