[改訂第 4 版]Linux コマンドポケットリファレンス
カイテイダイヨンハンリナックスコマンドポケットリファレンス
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は、Linux (RHEL、Ubuntu) の日常操作から高度なシステム管理に至るまで、現場で役立つコマンドを網羅したポケットリファレンスです。目的から探せる機能別分類と、名前から引けるアルファベット順索引の双方を備えており、初心者でもベテランでも、頼りになるリファレンスになっています。「実現したい処理はあるがコマンド名がわからない」場合でも、「コマンドのオプションや書式を忘れてしまった」場合でも、瞬時に目的のページへ辿り着けます。各コマンド解説は実務利用を想定し、冗長な説明を省いて使用例と必須オプションをコンパクトに凝縮しているので、デスクに常備しておけば、Linux の基本学習でも日々の作業効率を高める上でも有用な一冊になっています。
●Linux を使いこなすための基礎知識
●コマンド編
エディタ / ページャ
ファイル / ディレクトリ管理
パッケージ管理
ユーザー管理
テキスト処理
プロセス管理
システム管理
ユーティリティ
デバイス
ネットワーク
セキュリティ
データベース
仮想化
カーネル
ドキュメント
●付録
技書の森解説
『[改訂第 4 版]Linux コマンドポケットリファレンス』 (沓名亮典 著、技術評論社、2026 年 4 月 20 日発売) は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) と Ubuntu で使うコマンドを、目的から探せる機能別分類と、名前から引けるアルファベット順索引の両方で引けるようにしたリファレンスです。版元の紹介文は、日常操作から高度なシステム管理に至るまでのコマンドを扱い、各コマンドの解説は冗長な説明を省いて、使用例と必須オプションを中心にまとめた作りと説明しています。国立国会図書館の書誌では版表記は改訂第 4 版で、「Ubuntu & RHEL 対応」と索引ありの注記があります。
基礎知識、コマンド編 15 分類、付録の構成
目次は、「Linux を使いこなすための基礎知識」、コマンド編、付録の 3 つに分かれています。基礎知識には、「Linux とは」「コマンド実行前の注意事項」「コマンドの実行方法」「コマンドの探し方」に続いて、標準入力と標準出力と標準エラー出力の節、vi と nano のエディターの使い方の節が並びます。コマンド編は「エディタ / ページャ」に始まり、ファイル / ディレクトリ管理、パッケージ管理、ユーザー管理、テキスト処理、プロセス管理、システム管理、ユーティリティ、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、データベース、仮想化、カーネルを経て、「ドキュメント」で終わる 15 の分類です。項目は「条件を絞ってファイルを検索する find」のように、処理の説明の後ろにコマンド名を置く形で並びます。付録は、vi のショートカットキーと、bash のパターンマッチングと正規表現のチートシートの 2 本です。
RHEL と Ubuntu で分かれるパッケージ管理と通信の制御
Linux のディストリビューションは、パッケージの形式と管理の道具が系統ごとに異なります。RHEL の系統は RPM 形式のパッケージを rpm と dnf で扱い、Ubuntu の系統は deb 形式のパッケージを dpkg と apt で扱います。本書のパッケージ管理の分類には、この両方の系統のコマンドに加えて、snap と flatpak の項目も並びます。通信の制御も同じ形で、ネットワークの分類には iptables と nft に並んで、RHEL の系統で使われる firewalld を操作する firewall-cmd と、Ubuntu で使われる ufw の項目があります。同じ分類には ip と ss の項目があり、目次に ifconfig と netstat の項目はありません。
標準入出力とパイプでコマンドをつなぐ考え方
Linux のコマンドの多くは、標準入力から受け取ったデータを加工して標準出力へ書き出し、エラーの知らせは標準エラー出力へ分けて書き出します。この約束があるため、パイプで grep、sort、uniq、awk のような小さなコマンドをつなぎ、1 行の命令で抽出や集計を組み立てられます。grep による行の検索や sed による置換は、文字列のパターンを書き表す 正規表現 を受け取ります。よく使う手順をファイルにまとめたものが シェルスクリプト で、決まった時刻に動かす設定は crontab で管理します。本書では crontab はシステム管理の分類に、find と xargs はファイル / ディレクトリ管理の分類に置かれています。
Linux を使い始めた人と業務で使う人に向けた引きやすさ
版元は、Linux を使い始めたユーザーと、業務で Linux を日常的に使用しているユーザーを、本書を勧める読者に挙げています。紹介文は、実現したい処理はあるがコマンド名がわからない場合と、コマンドのオプションや書式を忘れてしまった場合の両方を想定し、機能別分類と索引から目的のページへたどり着ける作りと説明しています。刊行時の版元の著者紹介では、沓名亮典は Java と Linux のシステムインテグレーションの会社や、Ruby 開発者のいる会社で、Linux などのオープンソースソフトウェアを中心とした業務に携わった後、株式会社サーバーワークスでクラウドエンジニアとしてシステムインテグレーションの業務と AWS エンジニアの育成トレーニングの業務に関わっています。著書には『Linux システム[実践]入門』『Linux ステップアップラーニング』などがあります。Linux の技術書の選び方は Linux 本ガイド で整理しています。本書は、RHEL と Ubuntu のコマンドを、目的からも名前からも引ける形で 1 冊に収めています。
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