演習で学ぶ Web サイト・ Web アプリケーション制作入門(エンシュウデマナブウェブサイトウェブアプリケーションセイサクニュウモン)
インターネット・WEBデザイン- 著者:
- 楠神 沙緒里/山内 雪路(クスガミ サオリ/ヤマウチ ユキジ)
- 出版社:
- 共立出版
- 出版日:
- 2014年04月07日頃
- ISBN:
- 9784320123618
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
インターネットが普及し,必要とする情報の多くが World Wide Web (WWW) を通して得られるようになりました。スマートフォンやタブレットデバイスの登場により,今後は情報を単に提示するだけの Web サイトではなく,さまざまなスクリーンサイズに適応し,動きや対話的要素をもつ Web サイトが一層重要になってきます。
本書は,本格的な Web サイト制作の前段階として基礎を学ぶための教科書です。多様なスクリーンサイズで動作する Web サイトや Web アプリケーション制作に必要な技術を取り上げました。サイトマップやデザインカンプ作成などのワークフロー,Web サイトを構成するパーツ,HTML,HTML5,CSS,JavaScript,jQuery,Ajax といった要素技術,さらには簡単なサーバー通信を実装する PHP や Cookie などについて,基本的な部分のみを厳選し,コンパクトにまとめました。
豊富な例題から学ぶ演習形式で,実際に講義を受けているような感覚で自然と知識や技術が身に付くような構成となっています。各章に章末問題を設け,効率的に学習内容を復習できるようにしました。
Chapter 1 Web サイト・ Web アプリケーション概論
1.1 WWW の構成要素と動作
1.2 Web ページの集合体としての Web サイト
1.3 動的な Web ページ
1.4 Web アプリケーション
1.5 モバイルデバイスとアプリケーション配信
Chapter 2 Web サイト制作の基礎
2.1 Web サイトに必要なもの
2.2 Web ページのレイアウト
2.3 サイトマップ・ワイヤーフレーム・デザインカンプ
2.4 HTML/CSS/JavaScript
Chapter 3 GIMP による写真補整
3.1 画像の基本
3.2 GIMP の基本
3.3 傾き補正とトリミング
3.4 色調補正
Chapter 4 Web 用パーツの制作
4.1 Web 用のボタンとは
4.2 PowerPoint によるボタンの作成
4.3 状態ごとのボタン作成
Chapter 5 HTML の基礎
5.1 HTML の記述方法
5.2 HTML 要素
5.3 リンクと画像の埋め込み
Chapter 6 CSS の基礎
6.1 CSS とは
6.2 セレクタ
6.3 CSS によるレイアウト
6.4 CSS によるレイアウト設定
6.5 CSS3 の記述
Chapter 7 JavaScript の導入
7.1 JavaScript とは
7.2 マウスクリックに伴うイベント処理
7.3 機能の追加
Chapter 8 jQuery による機能の追加
8.1 jQuery とは
8.2 jQuery の実装
8.3 jQuery プラグインの利用
Chapter 9 Web サイト制作
9.1 Web サイト制作の前に
9.2 HTML ファイルの作成とコーディング
9.3 CSS ファイルの作成と適用
9.4 ページの複製と編集
9.5 jQuery による機能の追加
Chapter 10 JavaScript の基礎
10.1 JavaScript の文法
10.2 ドラッグ&ドロップ
Chapter 11 HTML5 の基礎
11.1 従来の HTML との比較
11.2 アウトライン構造
11.3 HTML5 の要素
Chapter 12 サーバーとのデータ交換
12.1 HTTP プロトコル入門
12.2 フォームデータ送信と PHP によるサーバー処理
12.3 JavaScript を用いた動的データ受信
12.4 Cookie によるページ間連携
索引
技書の森解説
『演習で学ぶ Web サイト・ Web アプリケーション制作入門』は、楠神沙緒里・山内雪路の共著で 2014 年 4 月に共立出版から刊行された教科書です。版元の紹介文が「本格的な Web サイト制作の前段階として基礎を学ぶための教科書」と明言しているとおり、豊富な例題から学ぶ 演習形式 に各章の章末問題を組み合わせた、講義での利用を意識したつくりになっています。独学者にとっても、進み方が講義 1 回分ずつに区切られているような読み心地は取り組みやすいはずです。
全 12 章の構成: 概論から PHP ・ Cookie まで
構成は全 12 章です。 WWW の構成要素と動作の概論に始まり、サイトマップ・ワイヤーフレーム・デザインカンプといった制作ワークフロー、 GIMP による写真補整や Web 用ボタンの作成を挟んで、 HTML ・ CSS ・ JavaScript ・ jQuery ・ HTML5 と要素技術を積み上げ、終章「サーバーとのデータ交換」では HTTP プロトコル、フォームデータを受け取る PHP 、 Cookie によるページ間連携まで踏み込みます。ページの見た目づくりで終わらず、ブラウザーとサーバーの間で何が起きているかまでを 1 冊で一巡できる射程の広さが、書名に「 Web アプリケーション」を含む理由です。
2014 年刊の道具立てをどう見るか
2014 年刊であるため、道具立ては刊行時点のもの です。 jQuery を前提にした機能追加、 GIMP や PowerPoint での素材づくり、章を立てて説明される HTML5 は、その後のフロントエンド開発の変化を映していません。実務のフレームワークやビルドツールを学びたい人 には別の本が向きます。
揺らがない Web の基礎と向いている読者
一方で、 HTML と CSS の役割分担、 HTTP でのデータ送受信、 Cookie の仕組みといった本書の土台部分は Web の基礎そのものであり、学ぶ価値が揺らぐ部分ではありません。演習と章末問題で手を動かしながら Web の仕組みを最初から一巡したい初学者にとって、教科書として設計された堅実な 1 冊です。
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