情報銀行のすべての表紙

情報銀行のすべて(ジョウホウギンコウノスベテ)

その他
著者:
花谷 昌弘/前田 幸枝(ハナタニ マサヒロ/マエダ ユキエ)
出版社:
ダイヤモンド社
出版日:
2019年11月15日頃
ISBN:
9784478109274
在庫:
在庫あり
3.33(4 件 / 楽天ブックス)

なぜ注目されているか

総合2742 23 ランクダウン

書籍紹介

GAFA の覇権が終わり、新しい時代が始まる。

技書の森解説

「情報銀行」という言葉は、お金の代わりにパーソナルデータを預かる仕組みを指します。個人が自分のデータを信頼できる事業者に預け、本人が許した範囲で企業に提供し、その対価や便益を受け取る。この構想を正面から解説するのが『情報銀行のすべて』で、花谷昌弘氏と前田幸枝氏の共著により、ダイヤモンド社から 2019 年 11 月に刊行されました。

背景にあるのは、 GAFA と総称される巨大プラットフォーマーが個人データを一手に握り、その利益がデータの主である個人に還元されにくいという構図です。本書はその覇権の先にある時代の枠組みとして情報銀行を位置づけており、単なる新規事業の紹介ではなく、データの主権を個人の側に取り戻す社会的な仕組みの話として論じられます。刊行された 2019 年は日本で情報銀行の制度づくりが動き出した時期にあたり、その黎明期の空気を記録した書でもあります。

技術書ではないため、プログラミングやデータベースの知識は不要です。データ活用ビジネスの企画に関わる人、個人情報保護とデータ流通の折り合いを考える立場の人が、議論の出発点となる概念地図を手に入れるのに適しています。読み終える頃には、「自分のデータを預けるとしたら誰に何を許すか」という問いを自分事として考えられるようになっているはずです。

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ