IEC61131-3 を用いた PLC プログラミング(アイイーシー ロクイチイチサンイチ サン オ モチイタ ピーエルシー プログラミンク)
PLC 言語の国際規格の解説と応用
プログラミング- 著者:
- カール・ハインツ・ジョン/マイケル・ティーゲルカンプ(ジョン,カール・ハインツ/ティーゲルカンプ,マイケル)
- 出版社:
- 丸善出版
- 出版日:
- 2012年03月
- ISBN:
- 9784621062449
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
技書の森解説
PLC の開発環境はメーカーごとにツールも流儀も異なりますが、その共通の土台に置かれているのが PLC プログラミング言語の国際規格 IEC 61131-3 です。本書はこの規格そのものを主題に据えた専門書で、カール・ハインツ・ジョン氏とマイケル・ティーゲルカンプ氏の共著を、丸善出版が 2012 年 3 月に日本語版として刊行しました。サブタイトルが掲げる通り主題は PLC 言語の国際規格の解説と応用であり、特定機種の操作マニュアルではなく、規格が定める考え方と構造を扱う本です。
IEC 61131-3 は、ラダー図や構造化テキストをはじめとする複数の記述言語に加えて、データ型やプログラム構成の単位といった、言語をまたぐ共通の枠組みを定めています。接点とコイルの世界で完結してきたラダー中心の開発に、変数・型・関数ブロックというソフトウェア工学寄りの語彙を持ち込むのがこの規格の性格で、本書を読む意味もそこにあります。前提としては PLC の実務経験とラダーの読み書きができる程度の下地が欲しく、制御の未経験者が最初に開く本ではありません。
読者として想定しやすいのは、三菱電機の GX Works3 のような環境で構造化プログラミングに踏み出そうとしている制御技術者です。ツール上のクリック手順は載っていないため即効性はありませんが、ベンダーの方言に埋もれない規格レベルの理解が残ります。装置が変わりメーカーが変わっても持ち運べる知識を先に固めたい人ほど、得るものが大きい構成です。
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