本を読むスピードは気にしなくていい

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遅いのは普通のこと

プログラミングの本を読んでいて、「自分は読むのが遅いんじゃないか」と不安になったことはありませんか。1 ページ読むのに 5 分も 10 分もかかる。小説なら 1 時間で 100 ページ読めるのに、プログラミングの本は 1 時間で 10 ページしか進まない。

安心してください。それが普通です。

プログラミングの本が遅くなる理由

考えながら読むから

小説は物語の流れに乗って読み進められますが、プログラミングの本は「なぜこうなるのか」を考えながら読みます。1 行の文章を読んで、頭の中で処理して、理解してから次に進む。この「考える時間」が入るので、当然ゆっくりになります。

コードを読むのに時間がかかるから

サンプルコードは、日本語の文章とは読み方が違います。1 行ずつ「この行は何をしているか」を追いかける必要があります。10 行のコードを理解するのに 5 分かかっても、まったくおかしくありません。

新しい概念が次々出てくるから

プログラミングの本には、1 ページごとに新しい概念が登場します。「変数」を理解したと思ったら次は「配列」、その次は「ループ」。新しいことを学ぶのに時間がかかるのは当たり前です。

速く読むより大事なこと

理解して進む

速く読んでも理解していなければ意味がありません。1 ページに 10 分かかっても、その内容を理解できていれば、それは最高の読書です。

戻って読み返す

プログラミングの基礎を学ぶ本は、同じページを 2 回、3 回読み返すことがあります。これは遅いのではなく、丁寧に読んでいるということです。1 回で理解できなくても、2 回目に「あ、そういうことか」とわかることはよくあります。

自分のペースを守る

他の人が 1 週間で読み終えた本を、自分は 1 ヶ月かけて読んでもいいのです。大事なのは読み終える速さではなく、読んで何を学んだかです。

目安の時間

参考までに、プログラミングの入門書 (200 ページ程度) を読むのにかかる時間の目安です。

初めてプログラミングに触れる人なら、1 日 30 分ずつ読んで 1〜2 ヶ月。プログラミング経験がある人でも、新しい分野の本なら 2〜3 週間。これくらいが普通のペースです。

「1 日で読み終えた」という人がいたら、それは流し読みしているか、すでにその分野に詳しい人です。初めて学ぶ内容を 1 日で読み切れるはずがありません。

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まとめ

プログラミングの本を読むのが遅いのは、考えながら丁寧に読んでいる証拠です。速さを気にせず、自分のペースで読み進めてください。1 ページに 10 分かかっても、理解できていればそれが最速の読書です。

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