GoogleCloud

Google が提供するクラウド。データ分析や機械学習、コンテナ技術に強みを持つ

クラウドインフラ
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GoogleCloud とは

Google Cloud (Google Cloud Platform、GCP) は、Google が提供するクラウドコンピューティングサービスだ。Google 検索や YouTube を支えてきた大規模インフラの技術を、一般の開発者・企業が利用できる形で提供している。AWS・Azure と並ぶ主要クラウドの一つで、特にデータ分析・機械学習・コンテナ領域に定評がある。公式ドキュメントでの表記は Google Cloud に統一されており、GCP は旧称 Google Cloud Platform 由来の略称として今も通称で使われている。

強みのある領域

領域代表的なサービス
データ分析BigQuery (大規模データの高速集計)
機械学習Vertex AI
コンテナGKE (Kubernetes のマネージドサービス)
サーバーレスCloud Run (関数単位のデプロイは Cloud Run functions として Cloud Run に統合された。旧称 Cloud Functions・2026 年 8 月時点)

Kubernetes は元々 Google が開発・公開した技術であり、コンテナ運用との親和性は GCP の歴史的な強みになっている。

他クラウドとの位置づけ

3 大クラウドはいずれも仮想マシンやストレージといった基本機能を備えるが、出自による色がある。AWS はサービスの幅広さ、Azure は Microsoft 資産との統合、Google Cloud は検索・広告で培ったデータ処理と AI が強みとされる。例えば大量のログを SQL で高速集計したい場合、BigQuery は事前のサーバー設計なしにペタバイト級を扱える点で選ばれることがある。

利用時の注意点

クラウド共通として、設定ミスによる情報公開やリソース消し忘れの課金は利用者責任になる。料金体系はサービスごとに異なり、つまずきやすいのはデータ分析系だ。BigQuery のオンデマンド課金は、クエリが処理したバイト数で料金が決まる (2026 年 8 月時点)。データは列ごとに分けて保存されているため課金対象は実際に参照した列だけで、SELECT * は使わない列まで読み込んで費用を押し上げる。日付でテーブルを分割 (パーティション) し、絞り込みに使う列でクラスタリングしておけば、読むバイト数そのものが減る。処理量が読めない用途なら、計算能力を時間で買う容量モデルに切り替える選択肢もある。便利さの裏で、利用側の設計・運用品質が費用と安全性を左右する点はどのクラウドでも変わらない。

選定で迷うときは、既存資産と主戦場で切り分けると判断しやすい。ログや行動データを SQL で集計する比重が大きいなら BigQuery を中心に組む価値があり、Kubernetes 前提のシステムなら GKE の成熟度が効く。一方で複数のクラウドを並行運用すると、権限設計・監視・請求の管理が二重になる。単一クラウドに寄せる不便と、分散させて運用負荷を抱える不便のどちらを取るか、という判断になる。

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