やさしい Java の入門書

ヤサシイジャヴァノニュウモンショ

やさしい Java の入門書の表紙
プログラミング
著者:
三和 義秀 / 小林 久恵(ミワ ヨシヒデ / コバヤシ ヒサエ)
出版社:
共立出版
出版日:
2010年10月09日頃
ISBN:
9784320122567
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

Java プログラミングの基本文法からオブジェクト指向の考え方までを図解を多用して丁寧に解説。Oracle 認定 Java アソシエイツ (旧 Sun 認定 Java アソシエイツ) 試験の内容も考慮し、Java の知識を基礎から体系的に学習する。[本文 2 色刷り]
第 1 章 Java プログラムの全体像

1.1 プログラム言語とアルゴリズム

1.2 Java プログラムの開発環境

1.3 Java とは

1.4 Java の特徴

1.5 Java プログラムの基本構造

練習問題

第 2 章 Java プログラムの基礎
2.1 Java プログラムの作成手順

2.2 変数とデータ型

2.3 基本データ型と参照型

2.4 演算子の種類と機能

2.5 型変換

練習問題

第 3 章 Java の配列とプログラム制御
3.1 一次元配列

3.2 二次元配列

3.3 プログラムの基本構造

3.4 if-else 文

3.5 switch-case 文

3.6 for 文

3.7 for 文 (ネスト構造)

3.8 while 文

3.9 do-while 文

3.10 continue-break 文

3.11 例外処理

練習問題

第 4 章 オブジェクト指向の基礎
4.1 オブジェクト指向とは

4.2 オブジェクト指向の利点

4.3 クラスの定義とインスタンスの生成

4.4 クラス図による表現

4.5 クラス型の配列

4.6 複数の引数をもつメソッド

4.7 戻り値をもつメソッド

4.8 コンストラクタ

4.9 メソッドのオーバーロード

4.10 クラス変数とクラスメソッド

4.11 クラスの継承

4.12 オーバーライド

4.13 アクセス制御

練習問題

第 5 章 ファイルの入出力
5.1 ファイルの入出力の仕組み

5.2 ファイルへの出力 (書き込み)

5.3 ファイルからの入力 (読み込み)

5.4 ファイルのデータを配列に格納する

練習問題

練習問題の解答

参考文献

付録 1 Java SE 開発環境の設定
付録 2 よくあるエラーとメッセージ

索引

技書の森解説

プログラミングが初めての人が、Java の基本文法からクラスと継承までを一冊でひととおり通すための入門書です。『やさしい Java の入門書』 (三和 義秀 監修、小林 久恵 著、共立出版、2010 年 10 月刊) は、版元の紹介文によると Java プログラミングの基本文法からオブジェクト指向の考え方までを、図解を多用して丁寧に解説した本で、Oracle 認定 Java アソシエイツ (旧 Sun 認定 Java アソシエイツ) 試験の内容も考慮しながら、Java の知識を基礎から体系的に学ぶ設計になっています。本文は 2 色刷りです。

全 5 章の構成、文法と制御からオブジェクト指向とファイル入出力へ

本文は全 5 章で、各章の終わりに練習問題が付き、巻末に練習問題の解答がまとめられています。第 1 章「Java プログラムの全体像」はプログラム言語とアルゴリズム、開発環境、Java の特徴、プログラムの基本構造を見渡し、第 2 章「Java プログラムの基礎」で作成手順、変数とデータ型、基本データ型と参照型、演算子、型変換を押さえます。第 3 章「Java の配列とプログラム制御」は一次元と二次元の 配列 から始まり、if-else 文、switch-case 文、for 文とそのネスト構造、while 文、do-while 文、continue-break 文と進み、章の最後に例外処理の節を置いています。第 4 章「オブジェクト指向の基礎」と第 5 章「ファイルの入出力」がそのあとに続き、付録として Java SE 開発環境の設定と、よくあるエラーとメッセージの 2 本が付きます。開発環境の準備とエラーへの対処を付録に分けているのは、手を動かしながら独りでつまずきを解消できるようにするための配置と読めます。

オブジェクト指向の基礎、クラス図から継承とアクセス制御まで

この本で最も節が多いのは第 4 章です。オブジェクト指向 とは何かとその利点から入り、クラスの定義とインスタンスの生成、クラス図による表現、クラス型の配列、複数の引数をもつメソッドと戻り値をもつメソッド、コンストラクタ、メソッドのオーバーロード、クラス変数とクラスメソッド、クラスの継承、オーバーライド、アクセス制御と、13 の節で順に積み上げます。Java はすべてのコードをクラスの中に書く言語なので、最初の 1 本のプログラムから class という語が現れます。初学者がここで戸惑うのは、まだ意味を知らない構文を「決まりごと」として書き写す期間が長くなるためです。本書は第 1 章でプログラムの基本構造を示したうえで、第 2 章と第 3 章で値と制御の流れに集中し、クラスの意味は第 4 章でまとめて扱う順序と読めます。オーバーライドは、同じ呼び出しで型ごとに違う処理を動かす ポリモーフィズム の土台になる仕組みで、第 4 章を終えるとその入口まで届きます。

初めて Java を学ぶ人に向く理由と、刊行時点の前提

想定に合うのは、プログラミングそのものが初めてで、Java を最初の言語として選んだ人や、授業や研修で Java の基礎を学ぶ人です。練習問題と解答が揃っているので、読んだ内容を手を動かして確かめる流れを独りでも作れます。一方で、目次にはコレクションやジェネリクス、GUI、ネットワーク、データベース接続といった項目は無く、業務アプリケーションの作り方まで進みたい人には次の本が要ります。また 2010 年 10 月の刊行時点の Java と開発環境を前提にした本なので、付録の環境設定は手元の JDK に合わせて読み替える必要があります。版元の紹介文が挙げる認定試験を受ける目的で読む場合も、試験の範囲は Oracle の公式情報で確かめてから使うのが安全です。

文法の一つひとつを図で確かめ、配列と制御構文からクラスと継承までを練習問題で手を動かしながら通したい人にとって、全 5 章に絞った本書は、Java の基礎の地図を手に入れるための一冊です。分厚い入門書の前で手が止まっているなら、まずこの本で全体を一周してから、次の段階の本へ進む道筋を考えるとよいでしょう。

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