生成AIの法律実務の表紙

生成 AI の法律実務(セイセイエーアイノホウリツジツム)

著者:
松尾 剛行(マツオ タカユキ)
出版社:
弘文堂
出版日:
2025年04月16日頃
ISBN:
9784335360138
在庫:
在庫あり
★★★★★5(2 件)

なぜ注目されているか

総合
5
5 件の言及
言及数
441
出版前出版日01220222023202420252026

書籍紹介

生成 AI をめぐる実務上の論点を網羅

ChatGPT を嚆矢とした生成 AI ブームは、もはや一時的な熱狂をとうに超えて、社会に定着したと言っても過言ではありません。すでに Microsoft Office やスマートフォン等には生成 AI が組み込まれており、企業の法律実務にも新たな課題が生じています。本書は、これら最先端の問題に関する様々な法律相談を受け実務対応をサポートしてきた筆者がその知見を存分に活かし、著作権法や弁護士法など比較的メジャーな分野から民事手続や刑事法などの新たに注目される分野まで、生成 AI をめぐる最新状況を踏まえて実務上の論点を網羅し、その対応をまとめたものです。テキスト系、画像系等々を問わず生成 AI 一般を対象とし、生成 AI ベンダとユーザ双方の観点から、中立的な立場で実務における「相場観」を示す、当分野における最高水準の一冊です。
序 章 生成 AI の法律実務・概観

第 1 部 総論

第 1 章 生成 AI の技術発展と法律実務にもたらす挑戦

第 2 部 生成 AI と知的財産法

第 2 章 著作権

第 3 章 著作権以外の知的財産権ーー特許、パブリシティ、意匠、商標、不競法

第 3 部 生成 AI と公法

第 4 章 個人情報保護法

第 5 章 弁護士法

第 6 章 業法等

第 4 部 生成 AI と民事法

第 7 章 名誉毀損

第 8 章 名誉権以外の人格権

第 9 章 その他の民事法

第 5 部 生成 AI と刑事法

第 10 章 刑事法

第 6 部 生成 AI 規制の動向を踏まえた実務対応

第 11 章 国際的視野を踏まえた生成 AI 規制の動向

第 12 章 契約・社内規程等の実務対応・ ELSI

終 章 将来を見据えて

技書の森解説

生成 AI を業務に導入しようとすると、技術的な可否とは別に「これは著作権侵害にならないか」「生成物の権利は誰に帰属するか」「契約にどう盛り込むか」といった法的論点が次々と浮上します。本書は IT 法務に精通する弁護士・松尾剛行氏が、生成 AI にまつわる法律問題を実務の観点から整理した一冊です。

著作権法 30 条の 4 (情報解析目的の利用制限の例外) の射程、学習データとアウトプットそれぞれの権利関係、プロンプトや生成結果に対する著作物性の議論、利用規約と契約設計上の留意点など、実務で直面する論点が具体的なケースとともに解説されます。法学の素養がなくても読める平易な記述を心がけつつ、条文と判例への参照は正確に示されています。

法律は立法や判例の蓄積によって変わりうる分野ですが、本書が提示する「どの条文がどの場面に効くか」「リスクをどう構造的に整理するか」という思考の枠組み自体は長く使えます。 AI を活用するサービスの開発者、法務担当者、あるいは社内でガイドラインを策定する立場の人にとって、議論の出発点を与えてくれる実務書です。

言及 Qiita 記事 (5 件)

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ