本に出てくる図やイラストは飾りじゃない
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図を飛ばしていませんか
プログラミングの本を読んでいると、文章の間に図やイラストが挟まっていることがあります。「文章を読めばわかるだろう」と図を飛ばしていませんか。
実は、図にこそ大事な情報が詰まっています。
図が伝えてくれること
全体の構造
「サーバーがリクエストを受け取って、データベースに問い合わせて、結果を返す」。この流れを文章で追うときは、順番に 1 つずつ読み進めることになります。矢印つきの図なら、どこから来てどこへ向かうかを 1 枚で見渡せます。
プログラムの全体像やデータの流れは、図のほうが見当をつけやすい部分です。ただし図は細部を省いて描かれているので、例外や条件は本文で確かめる必要があります。
関係性
「A が B を呼び出し、B が C にデータを渡す」。こうした要素同士の関係は、文章だと複雑に感じますが、図なら線でつながっているだけです。
変化の過程
変数の中身がどう変わっていくか、ループが何回繰り返されるか。こうした「変化」は、時点ごとの状態が並べて描かれていれば、前後の差分だけを見比べれば済みます。
図の読み方のコツ
文章と図を行き来する
図解が豊富なプログラミング本を読むときは、文章を読んでから図を見て、また文章に戻る。この行き来が理解を深めます。文章だけ、図だけ、ではなく両方使うのがポイントです。
矢印の意味を確認する
同じ形の矢印でも、本によって指しているものが違います。呼び出しの方向を表す図、データが流れる方向を表す図、依存の向きを表す図が、どれも似た見た目になります。図の凡例やキャプション、直前の本文で「この矢印は何を表すのか」を先に押さえておくと、読み違いを防げます。
図を指でなぞる
矢印やデータの流れを、指でなぞってみましょう。「ここからここに行って、次はここ」と順にたどると、ざっと目を通しただけのときには飛ばしていた分岐や戻りの矢印に気づきます。
自分でも描いてみる
本の図を見ながら、自分でもノートに描いてみると、理解がさらに深まります。完璧に描く必要はありません。ざっくりした図でも、描く過程で頭が整理されます。
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まとめ
本の図やイラストは飾りではなく、文章と同じくらい重要な情報源です。文章と図を行き来しながら読むと、文章では読み流していた条件と、図では省かれていた細部の、どちらの取りこぼしにも気づけます。
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