わからない単語は調べなくていい

1 分で読めます
入門読書術技術書

この記事は約 3 分で読めます。

知らない単語が出てくるたびに止まっていませんか

プログラミングの本を読んでいると、「コンパイラ」「インスタンス」「リファクタリング」など、知らない単語が次々に出てきます。

そのたびにスマホで検索して、検索結果を読んで、気づいたら 30 分経っている。本は 2 ページしか進んでいない。こんな経験はありませんか。

調べないほうがいい理由

読書のリズムが崩れる

本を読むにはリズムが大事です。知らない単語が出てくるたびに手を止めると、そこで話の筋から離れてしまいます。検索結果を読み終えて本に戻るとき、直前まで追っていた説明のどこにいたのかを拾い直す作業が毎回発生します。

後のページで説明されることが多い

入門書は、専門用語を出したあと近くのページで説明を置いている本が多いです。読者がその単語を知らない前提で書かれているからです。だから、そのまま読み進めれば説明に出会えることがよくあります。

ただし、すべての語が説明されるわけではありません。著者が既知の前提とみなした語は説明なしで通り過ぎます。その場合も、巻末の索引を引けばその語を扱っているページがわかることが多いので、章を読み終えた時点で当たってみてください。

検索の沼にはまる

1 つの単語を検索すると、その説明の中にまた知らない単語が出てきます。それも検索すると、さらに知らない単語が出てくる。この連鎖にはまると、本を読む時間がなくなります。

ではどうすればいいか

印だけつけて先に進む

知らない単語が出てきたら、その単語に軽く印をつけて (付箋を貼る、丸で囲む、メモする)、そのまま先に進みましょう。印をつけるのは 3 秒で終わります。

1 章読み終えてから振り返る

1 章を読み終えたら、印をつけた単語を振り返ります。読み進めるうちに意味がわかった単語は、印を消します。まだわからない単語だけ、そのとき初めて調べます。

調べるのは 1 章に 3 つまで

1 章あたり調べる単語は 3 つまでにしましょう。それ以上わからない単語がある場合は、その本が今の自分には難しすぎる可能性があります。もう少しやさしい本に切り替えることを検討してください。

完璧に理解しなくていい

1 回目の読書で全部理解する必要はありません。わからない単語があっても、全体の流れがつかめれば十分です。1 回目で流れをつかんでおくと、2 回目には前後の文脈から意味が取れる語が増えます。それでも残った語を、そのとき調べれば足ります。

関連記事

まとめ

知らない単語が出てきても、いちいち調べずに読み進めましょう。印だけつけて先に進み、1 章読み終えてから振り返る。この順番なら、途中で止まる回数を抑えたまま、最後まで残った語だけに時間を使えます。

共有:Xはてブ

この記事は役に立ちましたか?

関連用語

関連記事

わからない単語が出てきたら飛ばしていい

本を読んでいて知らない専門用語が出てきたとき、全部調べていたら先に進めません。わからない単語を飛ばしても大丈夫な理由と、飛ばし方のコツを紹介します。

プログラミングの本に出てくる英語がわからなくても大丈夫

プログラミングの本を開くと英語がたくさん出てきます。でも全部わからなくて大丈夫。最低限知っておけばいい英単語と、英語が読めなくても本を読み進めるコツを紹介します。

技術書が進まない人へ - 「全部理解してから次へ」をやめる読書法

1 行ずつ完璧に理解しようとして技術書が進まない。わからないまま先に進む読書法が、結果的に理解を深める理由と実践ステップを解説します。

プログラミングの本は教科書とは違う

学校の教科書のように暗記する必要はありません。プログラミングの本は引いて使う道具です。教科書との違いと、順番を飛ばせる本 / 飛ばせない本の見分け方を紹介します。

本を読むのに特別な才能はいらない

「頭がいい人だけが本を読める」は間違いです。プログラミングの本を読むのに必要なのは才能ではなく、ほんの少しの工夫だけ。その工夫を紹介します。

難しい本に出会ったら「寝かせる」技術

今の自分には難しすぎる本は、捨てずに寝かせておきましょう。半年後、1 年後に開くと読めるようになっていることがあります。