読書は才能じゃなくて慣れ

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入門読書術技術書

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「本を読むのが苦手」は変えられる

「自分は本を読むのが苦手だから」。この言葉で読書を諦めている人がいます。でも、読書が苦手なのは才能の問題ではありません。単に慣れていないだけです。

自転車に初めて乗ったとき、誰でもふらふらしました。でも練習するうちに、考えなくても乗れるようになった。読書も同じです。

苦手な人がやりがちなこと

いきなり難しい本を読む

プログラミング未経験なのに、上級者向けの分厚い本を選んでしまう。これは、自転車に乗ったことがないのにいきなり山道を走るようなものです。まずは平らな道、つまりやさしい本から始めましょう。

長時間読もうとする

「1 時間は読まないと」と思って机に向かうけど、15 分で集中力が切れる。それは普通です。最初は 10 分でも 15 分でも構いません。短い時間から始めて、少しずつ伸ばしていけばいいのです。

全部理解しようとする

1 ページの内容を完璧に理解してから次に進もうとすると、なかなか進みません。わからないところは飛ばして、全体を通して読む。2 周目に読むとわかることもたくさんあります。

慣れるための 3 ステップ

ステップ 1: 薄い本を 1 冊読み切る

薄いプログラミング入門書を 1 冊選んで、最後まで読み切ります。100〜150 ページくらいの本がおすすめです。「1 冊読み切った」という経験が、自信になります。

ステップ 2: 2 冊目を読む

1 冊目を読み切ったら、2 冊目に挑戦します。同じ分野で選べば、2 冊目は 1 冊目より楽に読めます。1 冊目で覚えた用語の説明を読み飛ばせるので、実際に読む量そのものが減るからです。

逆に分野を変えると用語が入れ替わるので、重さは 1 冊目に戻ります。慣れをつけたい段階では、2 冊目は同じ分野から選ぶほうが手応えが出ます。

ステップ 3: 少しだけ難しい本に挑戦する

2〜3 冊読んだら、少しだけレベルを上げた本に挑戦します。ちょうどいい難しさは、買う前に最初の 1 章を数ページ読めば判断できます。知らない用語が出てきても前後から意味を推測できるなら今の自分に合っていて、推測できない用語が続けて出てくるなら一段上の本です。

読書は筋トレと同じ

筋トレは、軽い重さから始めて少しずつ重くしていきます。読書も入口は同じで、薄い本から少しずつ厚い本、難しい本へ進みます。

ただし決定的に違う点があります。筋トレを休むと筋力は落ちますが、読書で覚えた用語や概念は本を閉じても残ります。前の本で覚えた言葉が次の本の説明文の中に出てくるので、同じ厚さでも 2 冊目、3 冊目は軽く感じます。苦手意識が薄れるのは意志が強くなったからではなく、読む側の知識が増えて本の文章が易しくなるからです。

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まとめ

読書は才能ではなく、慣れで上達するスキルです。薄い本を 1 冊読み切り、同じ分野で 2 冊目を読み、それから少しだけ難しい本へ進む。この順番なら、読める本の範囲は着実に広がります。読み切れなかった 1 冊は才能の証明ではなく、その本が今の自分より何段か上だったという情報でしかありません。

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