PC-9801Mデータファイル入門 2の表紙

PC-9801M データファイル入門 2(ピーシー キユウセンハツピヤクイチ エム データ フアイル ニユウモン)

その他
著者:
ナツメ出版企画(ナツメシユツパンキカク)
出版社:
ナツメ社
出版日:
1985年02月
ISBN:
9784816304576
在庫:
メーカー取り寄せ
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技書の森解説

日本の職場に 16 ビットパソコンが本格的に入り始めた 1985 年 2 月、ナツメ社から刊行されたのが本書です。対象は NEC の PC-9801 シリーズのうち書名に掲げられた PC-9801M で、データファイルの扱いを解説する入門書の第 2 巻にあたります。編者はナツメ出版企画。同じ編者による PC-8801 系向けの姉妹編も出ており、機種ごとに巻を分けて刊行されたシリーズの一冊です。

PC-9801 シリーズは、その後長く日本のビジネスコンピューティングの標準の座を占めることになる機種です。表計算やデータベースといった既製ソフトが職場に行き渡る前のこの時期、業務のデータをパソコンでどう蓄積し引き出すかは、利用者自身が機種別の解説書で学ぶ主題でした。「データファイル入門」という書名は、プログラムを動かすことと業務データを管理することの間を埋める、当時の学習需要をそのまま映しています。

書かれた手順を実務に持ち込む本ではもうありませんが、読みどころは別にあります。日本のパソコン利用が趣味から業務へ広がっていく境目に、どんな言葉でデータ管理が説明されていたのか。 PC-9801 系の実機を保存する愛好家や、 1980 年代のコンピュータ出版・情報教育を調べる人にとって、一次資料として手に取る意味のある巻です。

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