理論から学ぶデータベース実践入門の表紙

理論から学ぶデータベース実践入門(リロン カラ マナブ データベース ジッセン ニュウモン)

リレーションモデルによる効率的な SQL

著者:
奥野幹也(オクノ,ミキヤ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2015年03月
ISBN:
9784774171975
シリーズ:
WEB+DB press plusシリーズ
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.33(15 件)
中級者向け
データベースRDBSQLリレーショナルデータベースデータモデリングデータ管理データベース設計データベース理論データベース実装エンジニア向け

なぜ注目されているか

言及数
113
総合
266
3 ランクダウン28 件の言及
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書籍紹介

エンジニアが知るべき RDB との正しい付き合い方。

技書の森解説

SQL は書けるしテーブルも作れる。けれど正規化の判断に自信がなく、 NULL の扱いに違和感を覚えながらも「動いているからいい」で済ませている。本書はそうした曖昧さの根元に手を突っ込み、リレーショナルモデルの理論から実務のデータベース設計を捉え直す一冊です。著者の奥野幹也氏は MySQL のスペシャリストとして知られ、理論と実装の間にある溝を橋渡しする語り口に定評があります。

扱う話題は、リレーショナルモデルの数学的基礎、正規化の段階と判断基準、 NULL の意味論、履歴データの扱い、 SQL とリレーショナル代数の関係など多岐にわたります。難易度は高く、プログラミング初学者が読む本ではありません。業務で SQL を日常的に書いている中級者以上が、「なぜこの設計が正しいのか」を形式的に説明できるようになりたいときに初めて噛み合います。読書会が複数開催された実績が示すとおり、一人で黙読するだけでは消化しきれない密度です。

タイトルに「入門」とありますが、リレーショナルモデルの理論への入門であって、データベース初心者への入門ではありません。この認識を持って手に取れば、設計の判断を「勘」から「根拠」に引き上げてくれる稀有な本です。

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