[第3版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践の表紙

[第 3 版] Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践(ダイサンパンパイソンキカイガクシュウプログラミングタツジンデータサイエンティストニヨルリロントジッセン)

プログラミング
著者:
Sebastian Raschka;Vahid Mirjalili/株式会社クイープ 訳/福島 真太朗 監訳
出版社:
インプレス
出版日:
2020年10月22日頃
ISBN:
9784295010074
シリーズ:
top gear
在庫:
在庫あり
5(3 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
プログラミングPython機械学習深層学習TensorFlowscikit-learn強化学習敵対的生成ネットワークCNNRNN

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書籍紹介

本書は、機械学習コンセプト全般をカバーし、理論的背景と Python コーディングの実際を解説しています。初歩的な線形回帰から始め、ディープラーニング (CNN / RNN) 、敵対的生成ネットワーク、強化学習などを取り上げ、 scikit-learn や TensorFlow など Python ライブラリの新版を使ってプログラミング。第 3 版では 13 〜 16 章の内容をほとんど刷新したほか、敵対的生成ネットワークと強化学習の章を新たに追加。機械学習プログラミングの本格的な理解と実践に向けて大きく飛躍できる一冊です。

技書の森解説

『[第 3 版]Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践』 (Sebastian Raschka 、 Vahid Mirjalili 著、クイープ訳、福島真太朗監訳、インプレス・ 2020 年 10 月刊) は、機械学習の主要手法を数式による理論と Python 実装の両面から通しで解説する本文 648 ページの教科書です。 scikit-learn を使った古典的な機械学習から、 CNN や RNN といったディープラーニング、敵対的生成ネットワーク (GAN) 、強化学習までを 1 冊で扱い、動くコードのレシピ集ではなく「なぜその手法が動くのか」まで説明する構えを取ります。深層学習パートの実装は TensorFlow ベースです。

邦訳の版歴と後継 PyTorch 編との関係

邦訳の版歴を押さえておくと立ち位置が分かりやすい本です。インプレスからの邦訳は初版が 2016 年 7 月、第 2 版が 2018 年 3 月、本書第 3 版が 2020 年 10 月と改訂を重ねてきました。版元の紹介文によれば、第 3 版では 13 〜 16 章の内容をほとんど刷新し、敵対的生成ネットワークと強化学習の章を新たに追加、 scikit-learn や TensorFlow は 2020 年時点のライブラリ新版に合わせて更新されています。さらに 2022 年 12 月には、深層学習パートを PyTorch へ全面的に切り替えた後継『 Python 機械学習プログラミング PyTorch&scikit-learn 編』が刊行されており、この第 3 版は TensorFlow 系統としての最終世代にあたります。

読みどころは理論と実装の往復

この本の価値は、理論と実装を往復させる密度にあります。ライブラリの API を呼ぶだけなら短いチュートリアルで足りますが、実務で問われるのは、過学習にどう気づくか、評価指標をどう設計するか、目の前のデータにどの手法を選ぶかという判断で、そこで効くのは数式レベルの理解です。本書は各手法の理論的背景を説明してから Python コードに落とすため、読み進めるほどハイパーパラメーターの一つひとつが何を制御しているのかを自分の言葉で説明できるようになります。大学の講義に近い密度なので、 Python の基本文法に加えて 線形代数と微積分 の初歩的な読み書きができることが前提です。

第 3 版と後継版の選び分け

2026 年 8 月時点では後継の PyTorch&scikit-learn 編が入手できるため、これから 1 冊選ぶなら後継が第一候補になる場面が多いはずです。それでも第 3 版を選ぶ理由が立つのは、職場のコードベースや既存資産が TensorFlow で書かれている人、 TensorFlow を教材として体系的に学びたい人です。逆に、研究論文の再現実装や 2020 年代の公開モデルを追いかけたい人は、コミュニティの主流に合わせて PyTorch 編を選ぶほうが投資効率は高くなります。なお前半の古典的機械学習パートは両版で重なりが大きいので、第 3 版を持っている人が後継へ買い替えるかどうかは、深層学習パートを PyTorch で組み直したいかどうかで決めるのが実際的です。

読み方の自由度と向いている読者

数式を飛ばして手早く動くものを作りたい人や、特定タスクの実装手順だけ知りたい人には、この本は分厚く回り道に見えます。その場合は ハンズオン型の入門書 で雰囲気を掴んでから戻ってくる読み方が無理はありません。通読 を急ぐ必要もなく、業務で使う手法の章をリファレンスとして引く使い方でも十分に機能します。

TensorFlow 環境で機械学習を基礎から体系ごと固めたいエンジニア、手法を正確に理解して使い分けられるようになりたい実務者や大学院生にとっては、繰り返し参照するほど元が取れる教科書です。理屈を飛ばさずに手を動かす学習スタイルに噛み合う 1 冊で、その姿勢は後継の PyTorch 編にもそのまま受け継がれています。

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