データ管理は私たちを幸福にするか?

データカンリハワタシタチヲコウフクニスルカ?

自己追跡の倫理学

データ管理は私たちを幸福にするか? の表紙
その他
著者:
堀内進之介(ホリウチ シンノスケ)
出版社:
光文社
出版日:
2022年06月15日頃
ISBN:
9784334045791
シリーズ:
光文社新書
在庫:
在庫あり
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技書の森解説

『データ管理は私たちを幸福にするか?』 (堀内 進之介 著、光文社、2022 年 6 月刊) は、さまざまな事柄を測るセンシングという技術と、それによって新しい洞察と解決策を生み出そうとするトラッキングという実践を論じた光文社新書の 1 冊です。版元の書籍ページの見出しには「自己追跡の倫理学」が添えられています。版元の著者紹介によると、堀内 進之介は博士 (社会学) で、専門は政治社会学と応用倫理学です。単著には『善意という暴力』『人工知能時代を〈善く生きる〉技術』『感情で釣られる人々』などがあります。

セルフトラッキングを「巧く生きる」から「善く生きる」へ捉え直す提案

版元の内容紹介は、まえがきを一部改めた文で本書の立場を示しています。こうした主題では、ヘルスケアをはじめとする自分自身の状態や行動を記録する「セルフトラッキング」に焦点が当たりやすく、健康管理や作業の効率化を図るライフハックの一環、つまり巧く生きることを目的とする個人主義的な実践と見なされてきました。本書はこれに対して、セルフトラッキングを他者にも社会にも益をもたらす、関係主義的で利他的な実践として理解し直すことを提案し、善く生きるための方法の一つとして捉え直そうとしています。

まえがきから最終章までの目次

目次は、まえがきに続く第 1 章「「分かる」と「できる」の間の深い溝」から始まり、第 2 章「定量化される自己」、第 3 章「定量化される関係性」、第 4 章「測定されるものは管理される」、第 5 章「セルフトラッキングの可能性」、第 6 章「道徳性を補完するテクノロジー」と進み、最終章「慎重で開放的なスタンス」とあとがきで閉じます。

光文社新書 1207 の書誌

国立国会図書館の書誌では、件名は情報化社会で、シリーズは光文社新書の 1207 です。

本書は、セルフトラッキングを善く生きるための方法として捉え直す議論を、第 1 章から第 6 章と最終章に収めた光文社新書です。

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