いちばんやさしい 60 代からの iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max

イチバンヤサシイロクジュウダイカラノアイフォンフォーティーン

いちばんやさしい 60 代からの iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max の表紙
ハードウェア
著者:
増田 由紀(マスダユキ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2023年01月15日
ISBN:
9784296050444
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
モバイルハードウェアiOS入門書シニア向けiPhone初期設定デジタルツールユーザーガイド生活向上

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書籍紹介

本書は、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max の基本的な使い方と新たに追加された機能を大きな文字と豊富な画面を使ってわかりやすく、丁寧に説明したシニアのための入門書です。
全 8 章で、iPhone の操作の基礎から文字 / 音声の入力方法、電話の使い方、インターネット上での情報の探し方、メールやメッセーの送受信、写真や動画の撮り方、メモ・連絡先・カレンダーの利用方法、アプリの追加、Apple Pay の利用方法などを学ぶことができます。iPhone を使うために必要な初期設定、Apple ID や Google アカウントの取得方法についても詳細な手順とともに説明しています。

また、本書は「iOS 16」がインストールできる旧機種の iPhone (本体下部に丸いホームボタンがある機種も含む) でも利用することもできます。

iPhone の操作方法がわからない方はもちろん、これから iPhone の購入を検討している方にも最適な書籍です。

技書の森解説

はじめて iPhone を手にした人が最初につまずくのは、機能の多さよりも「画面が暗くなったらどうするか」「指をどう動かせばよいか」といった操作の前提です。『いちばんやさしい 60 代からの iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max』 (増田由紀 著、日経 BP、2023 年 1 月刊) は、書名にある iPhone 14 の 4 機種を題材に、基本的な使い方と新たに追加された機能を、大きな文字と豊富な画面を使って説明するシニアのための入門書です。版元は、iPhone の操作方法がわからない人はもちろん、これから iPhone の購入を検討している人にも向く本と位置づけています。

全 8 章の構成、iPhone の基本から Apple Pay まで

構成は全 8 章です。第 1 章「iPhone の基本を知ろう」では、iPhone と Android の違い、各部の名称、充電、基本ソフトウェアである iOS とそのアップデート、画面が暗くなった時の操作、指で操作する感覚、ホーム画面、Wi-Fi、Apple ID の作成、セキュリティ設定と、使い始める前の土台を 7 つのレッスンで固めます。第 2 章は電話のかけ方と受け方、連絡先、ビデオ通話、第 3 章は文字の入力方法と Safari による情報検索、第 4 章はメールとメッセージ、第 5 章はアプリの追加と終了 / 削除、第 6 章は Google マップを使った地図検索、第 7 章は写真や動画の撮影 / 閲覧 / 編集と Google フォトでのバックアップです。第 8 章には、メモ、カレンダー、時計と天気、音楽の購入や映画のレンタル、Siri、AirDrop、QR コードの読み取り、スクリーンショット、Apple Pay の設定、データのバックアップという 10 のレッスンが並びます。版元紹介文によれば、Apple ID や Google アカウントの取得方法も詳細な手順とともに説明されています。

iOS 16 の画面を前提にした手順と、機種や OS 更新に関する注意

対応範囲は書名の 4 機種に限られません。版元紹介文は、iOS 16 がインストールできる旧機種の iPhone (本体下部に丸いホームボタンがある機種を含む) でも利用できると明記しており、NDL の書誌注記にも、ドコモ / au / ソフトバンクの 3 キャリアと iOS 16 の iPhone すべてに対応する旨が記載されています。つまり 2023 年 1 月の刊行時点で iOS 16 が動く iPhone であれば、手元の機種で手順を追えます。一方で iOS は毎年大きな更新があり、設定項目の名称や画面の配置が変わることがあります。本書の画面は刊行時点の iOS 16 のものですから、それより後の iOS で使う場合は、画面が少し違っても同じ機能を探すという読み方になります。この制約はスマホ入門書全般に共通するもので、本書だけの弱点ではありません。

スマホ入門の難所を「レッスン」単位でほどく設計

スマートフォンの操作が難しいのは、個々の機能ではなく、画面の状態 (ロック画面、ホーム画面、アプリの中) と指の動き (タップ、スワイプ、長押し) の組み合わせで結果が変わる点にあります。加えて、Apple ID や Google アカウントのように「情報は機器ではなくアカウントに結びつく」という考え方は、iPhone を電話機の延長として捉えている人ほど見えにくいものです。本書は第 1 章に、画面が暗くなった時の操作や指で操作する感覚に慣れるレッスンを置き、Apple ID の作成を初期設定の一部として扱ったうえで、第 2 章以降の電話やメールへ進みます。iOS は Apple が自社のハードウェアと一体で設計しているため、Android と比べると機種ごとの画面差が小さく、一度覚えた操作が長く通用します。基本操作を丁寧に固める本書の構成は、この特性とよく合っています。

版元が想定する読者は、iPhone の操作方法がわからないシニア層と、これから iPhone を購入しようと考えている人です。A4 変型判の大きな判型に大きな文字で組まれているため、細かい画面写真を目で追うのがつらい人にも読みやすく、家族に iPhone を贈る側が一緒に添える本としても選びやすい一冊です。逆に、すでに日常操作に不自由がなく、ショートカットやファイル管理、写真の高度な編集といった応用を求める人には物足りず、Android 端末を使っている人には手順そのものが当てはまりません。機種と OS の一致を軸にした スマホ入門書の選び方 も、購入前の確認に役立ちます。電話とメール、写真、地図、そして Apple Pay まで、日常で使う場面を 1 冊で一通りたどりたい人にとって、本書は買ったその日から手元の iPhone で試しながら進められる、投じた金額の回収が早い出発点です。

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