独習 Git(ドクシュウ ギット)
プログラミング- 著者:
- リック・ウマリ/吉川邦夫(ウマリ,リック/ヨシカワ,クニオ)
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2016年02月15日頃
- ISBN:
- 9784798144610
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
分散型バージョン管理システム「 Git 」は、現代のプログラム開発では必須の技術となってきました。現在のソフトウェア開発は多人数のプロジェクトとなり、バグフィックス、バージョンアップ、異なるエディション (Windows 版/ Macintosh 版など) への分岐が生じます。 Git は、プログラムの開発の履歴を管理し、以前のバージョンへ戻したり、改編箇所の衝突を回避したりといったソースコードの管理が可能です。
本書は、いままで Git を使っていなかった方でもしっかりとした知識が身に付くように執筆された入門書です。バージョン管理システムは以前からありましたが、 Git は分散開発への対応が充実しており、「決定版」として普及しています。また、インターネットの Git Hub と組み合わせたオープンなソフトウェア開発も実現可能です。
本書を読むことで、 Git の基礎が身につくのはもちろん、さまざまな使いこなし、プロジェクトへの適用方法、開発支援サービスの利用についての知識が得られます。たんなる Git 解説書としてではなく、一から学べる入門書としてお読みいただけます。丁寧かつ充実した内容で、現場で応用可能な技術がしっかりと身に付く一冊です。
第 1 章 はじめに
第 2 章 Git とバージョン管理の概要
第 3 章 Git に馴染む
第 4 章 リポジトリの作り方と使い方
第 5 章 GUI で Git を使う
第 6 章 ファイルの追跡と更新
第 7 章 変更箇所をコミットする
第 8 章 Git というタイムマシン
第 9 章 ブランチ (支線) を辿る
第 10 章 ブランチをマージ (統合) する
第 11 章 クローン (複製) を作る
第 12 章 リモートとの共同作業
第 13 章 変更をプッシュ (送出) する
第 14 章 同期を保つ (プル)
第 15 章 ソフトウェア考古学
第 16 章 {git rebase}を理解する
第 17 章 ワークフローとブランチの規約
第 18 章 GitHub を使う
第 19 章 サードパーティ製ツールと Git
第 20 章 Git を研ぎすませる
技書の森解説
Git のコマンドをなんとなくコピペで使っている状態から抜け出したいと思ったとき、手順書ではなく「仕組みから学べる本」が必要になります。本書はまさにその用途に応える一冊で、リポジトリの内部構造やオブジェクトモデルから丁寧に解きほぐし、コマンドの裏側で何が起きているのかを体系的に説明しています。
特に、ブランチやマージが単なる操作手順ではなく、コミットグラフ上のポインタ移動であるという理解が自然に身につく構成になっている点が強みです。チェリーピック、リベース、リセットといった中級操作も、仕組みを知った上で読むと「なぜその挙動になるのか」が腑に落ちます。 Git をチーム開発で使い始めたものの、衝突のたびに不安を感じるような段階の人が読むと、問題の切り分けが格段に楽になるはずです。
ただし本書は網羅的にコマンドを辞書引きする用途には向きません。あくまで Git の考え方を自分のものにするための読み物として、一度通読してから日々の作業に戻る使い方が合います。
言及 Qiita 記事 (21 件)
意外と知らない? Gitコマンド 100本ノック
♡ 1405Git, GitHub, 初心者, 新人プログラマ応援BashのプロンプトにGitのブランチ名を含める。
♡ 57Bash, Git実務未経験者が今まで独学に使ってきた技術書を公開していくよ
♡ 50技術書, 未経験エンジニア, 独学エンジニアになるために必要なスキル おすすめの書籍も紹介
♡ 42書籍, 初心者向け, エンジニアになる, スキルGitLabの使い方メモ
♡ 32Git, GitLab『独習Git』課題の解答およびヒント
♡ 19『独習Git』課題の解答およびヒントユースケースで理解するgit rebase コマンドの基本
♡ 14Git, 初心者Version管理のことはじめ
♡ 7Git, svn, 初心者, versionGit(13)Hub, bitbucket 事始め&名古屋のIoTは名古屋のOSで
♡ 7GitHub, Bitbucket, brew, hg, 名古屋のIoTは名古屋のOSで『独習Git』4章メモ
♡ 4Git
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
関連記事
Linux 本ガイド - コマンドライン / しくみ / 性能の 3 層で選ぶ技術書
Linux を学ぶ技術書の選び方を 3 層 (コマンドラインの操作 → カーネルのしくみ → 性能と運用) で整理。新しい Linux の教科書や [試して理解] Linux のしくみなどの定番書の使い分けと、学ぶ順番を解説します。
Git / GitHub 本ガイド - マンガ / GUI / 仕組み理解の 3 つの入口で選ぶ
Git と GitHub を学ぶ本の選び方を「入口の違い」で整理。マンガで概念を掴む本、GUI から入る本、仕組みを腹落ちさせる本、チーム開発の作法を学ぶ本、手元に置くリファレンスまで、2026 年 8 月時点の定番書で独学ルートを解説します。
技術書のサンプルコードが動かないときの対処法
技術書のサンプルコードがエラーで動かない原因と、自力で解決するための具体的な手順を解説します。バージョン違い、環境差異、誤植への対応方法。
関連用語
GitHub
Git を基盤としたソースコードのホスティング / 共同開発プラットフォーム
Git Flow
feature、develop、release、hotfix、main の 5 種類のブランチで開発を管理するブランチ戦略
Git
分散型バージョン管理システムで、ソースコードの変更履歴を管理する
GitHub Actions
GitHub に統合された CI/CD プラットフォームで、ワークフローを YAML で定義して自動実行する
GitHubCopilot
GitHub が提供する AI コーディング支援ツール。コードの提案で開発を加速する
GitHub Flow
main ブランチとフィーチャーブランチだけで運用するシンプルなブランチ戦略