動かして学ぶ!Flutter開発入門の表紙

動かして学ぶ!Flutter 開発入門(ウゴカシテマナブ フラッターカイハツニュウモン)

ハードウェア
著者:
掛内 一章(カケウチ カズアキ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2023年05月17日
ISBN:
9784798177366
シリーズ:
NEXT ONE
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
モバイルハードウェアFlutterモバイル開発デザインパターンバックエンドウィジェットアプリ開発Firebase開発環境リリース方法Webサービス

なぜ注目されているか

言及数
436
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出版前出版日01220222023202420252026

書籍紹介

サンプルを動かしながら開発環境の構築や Flutter の特徴的な機能を利用したアプリ開発手法を学べます。主に以下の内容を学べます。 Widget の使い方と画面の構築や更新の手法を解説。スマートフォンの機能の利用方法やバックエンドサーバ「 Firebase 」との連携方法を解説。アプリのリリース方法を解説。 Flutter の便利な仕組みとその活用方法や、デザインパターンを紹介。開発に役に立つ Web サービスの紹介。なお本書はエンジニアのための情報共有コミュニティ「 Zenn 」で公開されている大人気の「 Flutter 実践入門」を元にした書籍です。

技書の森解説

iOSAndroid の両方で動くアプリを 1 つのコードベースで作る。その代表的な選択肢である Flutter を、サンプルを動かしながら一通り習得するための入門書が『動かして学ぶ!Flutter 開発入門』 (掛内一章著・翔泳社・ 2023 年 5 月刊) です。翔泳社の NEXT ONE シリーズの 1 冊で、技術情報共有サービスの Zenn で公開されている「 Flutter 実践入門」を元に書籍化されました。著者の掛内一章氏は NTT コムウェアでシステム開発や技術支援、エンジニア育成を重ねてきたテックリード (刊行時のプロフィール) で、版元が掲げる対象読者は「 Flutter を初めて利用するエンジニア」や「業務開発を検討している方」です。

全 8 章の構成、環境構築からアプリ公開後の応用まで

構成は全 8 章です。 Chapter 1 で Flutter の概要と Dart の概要、環境構築、 HelloWorld までを済ませ、 Chapter 2 が本体というべき「アプリ開発の基本」で、 Widget による画面の構築と更新、パッケージの活用、アニメーション、ページ遷移、テスト、 DevTools までを扱います。 Chapter 3 はカメラ・ GPS ・センサー・音声の文字化といったスマートフォン機能の利用、 Chapter 4 は Authentication や Firestore 、 Cloud Messaging など Firebase との連携、 Chapter 5 でアプリのリリースへ進み、終盤の Chapter 6 〜 8 は Flutter の仕組みの活用、デザインパターン、開発に役立つ Web サービスという応用面を紹介します。入門書でありながらストアへの公開とその先の設計知識まで射程に入っている点が、この本の構成上の特徴です。

Flutter と Dart の技術背景、クロスプラットフォーム開発での位置づけ

Flutter は Google が開発するオープンソースのフレームワークで、 Dart 言語で書いた 1 つのコードから iOS ・ Android を中心に複数プラットフォーム向けのアプリをビルドできます。自前の描画エンジンで UI を直接描くため、プラットフォームごとの部品差に引きずられず見た目を揃えやすいこと、コード変更が即座に画面へ反映されるホットリロードで試行錯誤が速いことが強みです。 UI を Widget の組み合わせとして宣言的に記述する方式のため、画面は「状態を反映した結果」として組み立てられ、状態の管理 をどう設計するかが習熟の分かれ目になります。 SwiftKotlin で 2 系統のネイティブアプリを別々に維持する体制と比べ、個人開発や少人数チームでも両 OS 対応を現実的にできるのが、 Flutter を学ぶ実利です。

対象読者と前提知識、向かない人

書名のとおり サンプルコードを動かしながら学ぶ 方式なので、読むだけで終わらせず手元に開発環境を作って進めるのが前提です。何らかの言語でのプログラミング経験があれば、モバイル開発が初めてでも追える作りですが、変数や関数といった概念から学びたい段階の人は、先に プログラミング言語の入門書ガイド で基礎を固めてからのほうが挫折しにくいはずです。また、すでに Flutter で業務開発をしていて大規模設計やパフォーマンス改善の専門的な議論を求める人にとっては、本書はあくまで入門から応用の入口までの位置づけです。

刊行は 2023 年 5 月で、 Flutter 本体もパッケージも更新が速い領域のため、細部の手順は公式ドキュメントと突き合わせながら進める読み方が安全です。それでも、環境構築からスマートフォン機能、バックエンド連携、ストア公開までを 1 冊の道筋として体験できる日本語の入門書は貴重で、読み終えるころには「自分のアプリを両 OS で出す」ところまでの全体像が手の中に残ります。個人開発のアイデアを形にしたい人や、チームでの Flutter 採用を判断するために全体を素早く掴みたいエンジニアなら、投資に見合う 1 冊です。

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