ゼロからはじめる Google Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL スマートガイド(ゼロカラハジメルグーグルピクセルテンテンプロテンプロエックスエルスマートガイド)
その他- 著者:
- 技術評論社編集部(ギジュツヒョウロンシャヘンシュウブ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2025年11月10日頃
- ISBN:
- 9784297152659
- 価格:
- ¥1,760
- 在庫:
- 1
- 判型:
- 単行本
なぜ注目されているか
書籍紹介
Google 純正スマートフォン Pixel10 の大きな特徴は、Google の最新サービスをフルに活用できることです。AI アシスタント Gemini の進化により、次に行うことの提案、文書の要約、Google サービスの操作などができるようになりました。また、 写真の編集、音声文字起こし、翻訳など、AI を使った機能の多くがオンデバイスで実行できます。本書は、Pixel10 の便利機能や活用方法をフルカラーの操作解説でわかりやすく解説します。
技書の森解説
機種変更した直後のスマートフォンは、メニューの並びも AI 機能の呼び出し方も前の端末と違い、何ができるのかを知らないまま使い続けてしまいがちです。『ゼロからはじめる Google Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL スマートガイド』 (技術評論社編集部 著、技術評論社、2025 年 11 月刊) は、Google 純正スマートフォンの Pixel 10、10 Pro、10 Pro XL を対象に、基本操作から Gemini や Google サービスの活用、通知やセキュリティの設定までを、フルカラーの操作解説で 1 冊にまとめた機種別ガイドです。個人名の著者は立たず編集部名義で、技術評論社の「ゼロからはじめる」シリーズの 1 冊として四六判で刊行されています。
全 5 章・135 の Section、基本技から活用技までの構成
構成は全 5 章で、Section 1 から Section 135 までの短い項目単位で進みます。Chapter 1「Google Pixel の基本技」はホーム画面とロック画面、ジェスチャー操作、クイック設定、ウィジェット、キーボードの切り替え、マイボイス通訳、迷惑電話の見分け、スクリーンショットといった土台の操作です。Chapter 2「Web と Google アカウントの便利技」は Chrome のタブ操作、パスワードマネージャー、Google レンズ、かこって検索に加え、Google アカウントの 2 段階認証やパスキーの設定、複数アカウントの使い分けを扱います。Chapter 3「写真や動画、音楽の便利技」はカメラコーチやオートベストテイク、Pixel 10 Pro のカメラ機能、フォトアプリでの編集と AI 加工、音声消しゴムマジック、レコーダーでの文字起こし、YouTube と YT Music までを収め、Chapter 4「Google のサービスや AI の便利技」は Play ストアとアプリの権限、Gemini と Gemini Live、NotebookLM、AI による画像生成、周辺スポットの検索やライブビュー、リアルタイム翻訳、ウォレットへの Suica 登録、Google ドライブと Quick Share を並べます。Chapter 5「Pixel をさらに使いこなす活用技」は、Wi-Fi・VPN・Bluetooth・テザリング、通知の細かな制御、バッテリーセーバー、緊急情報や自動車事故検出、画面ロックと生体認証、以前のスマートフォンからのデータコピー、紛失したデバイスの探索、プライベートスペース、アップデートと初期化までを扱います。
オンデバイス AI と Gemini、Pixel 10 で何が変わるか
版元の概要は、Pixel 10 の大きな特徴を Google のサービスをフルに活用できることに置き、AI アシスタント Gemini の進化によって次に行うことの提案、文書の要約、Google サービスの操作ができるようになったこと、写真の編集や音声文字起こし、翻訳など AI を使った機能の多くがオンデバイスで実行できることを挙げています。オンデバイス実行とは、AI の処理をクラウド側のサーバーへ送らず端末内で完結させる方式で、通信環境に左右されにくく、写真や録音のような私的なデータを端末の外へ出さずに済む点に意味があります。Google ストアの技術仕様ページ (2026 年 9 月時点) によれば、Pixel 10 は Android 16 を搭載し、プロセッサは Google Tensor G5、Google の AI の欄には Gemini Nano と Gemini、Gemini Live が挙げられ、OS とセキュリティ、Pixel Drop のアップデートは米国 Google ストアでの販売開始日から 7 年間提供されます。長く使う前提の端末だからこそ、機能の存在を知らないと呼び出せない AI 機能を、Section 単位でできることと手順を対応させて一望できる本書の作りが効いてきます。
2 段階認証やパスキーの設定、前提知識はほぼ不要
前提知識はほとんど要りません。書名どおりゼロからの読者を想定した操作解説で、設定画面の用語に馴染みがない人でも、順に Section を追えば設定を済ませられる作りです。読みどころは、後回しにされがちなセキュリティ設定を日常操作と同じ粒度で扱う点です。Chapter 2 の 2 段階認証と パスキー の設定、Chapter 5 の画面ロックの暗証番号、生体認証、信頼できる場所でのロック解除、プライベートスペース、紛失したデバイスの探索は、いずれもアカウントと端末を守る要となる項目です。パスキーは公開鍵暗号を用いてパスワードの入力そのものをなくす認証方式で、フィッシングで盗まれる秘密を端末の外に置かないため、スマートフォン側で一度設定しておく価値が大きい機能です。以前のスマートフォンからのデータコピーや Google ドライブへのバックアップの Section もあり、乗り換え初日に必要な作業が 1 冊で揃います。
Pixel 10 に乗り換えた人が元を取れる読み方と、向かない人
向くのは、Pixel 10 シリーズを購入したばかりで機能を全部は把握していない人、Gemini や Google レンズ、リアルタイム翻訳のような機能を使えるはずなのに使っていない人、そして家族の Pixel の設定を代わりに整える立場の人です。スマホ入門書の選び方 で触れているとおり、この種の本は機種と OS が一致していることが第一条件で、対象機種は書名の 3 機種に限られます。他の機種を使っている人や、Android の仕組みやアプリ開発を学びたい人には別の本が適切です。また Section 単位の操作解説という体裁のため、各機能の背景まで掘り下げた読み物を期待すると物足りなさが残ります。逆に、端末を買った週末に一度通読して、この端末で何ができるかの地図を頭に入れておくと、長く使う端末の使い方が最初の 1 週間で決まる 1 冊です。
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