仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほんの表紙

仕組みと使い方がわかる Docker & Kubernetes のきほんのきほん(シクミトツカイカタガワカル ドッカーアンドクーベネティスノキホンノキホン)

OS
著者:
小笠原種高(オガサワラ シゲタカ)
出版社:
マイナビ出版
出版日:
2021年02月01日頃
ISBN:
9784839972745
在庫:
在庫あり
4.43(15 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
DockerKubernetesコンテナ化インフラ開発環境WSL2LinuxMacWindowsDevOps

なぜ注目されているか

OS
5
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言及数
97
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書籍紹介

Docker は今や開発現場では欠かせない存在として広く使われています。
しかし、初めての方にはなかなかとっつきにくいツールであることも確かです。

本書は、そんな Docker を現場で初めて触る新人インフラエンジニア/アプリケーションエンジニアはもちろん、デザイナーやディレクターなどの非エンジニアの方にとっても分かりやすいように、 Docker の仕組みと使い方をやさしく解説します。

初心者から読める内容ですが、「とりあえずコマンドが打てるようになる」ことを目的にした本ではありません。 Docker がそもそもどんな仕組みで動いているのか、コマンドでは何を命令しているのかをきちんと理解できるように、イラストを多用して説明しています。

Docker と長く付き合っていくための基礎力を身に付けて、さらに現場の状況に応じて応用的な使い方もしていきたい方に、ぴったりの 1 冊です。

・対応 OS:Windows (WSL2) 、 Mac 、 Linux
・ Docker Desktop 3 対応

・基本的な解説は Docker Desktop で行いますが、 Appendix にて他の環境へのインストールについても説明を入れています。

技書の森解説

コンテナ技術を、コマンドの暗記ではなく仕組みの理解から積み上げたい人に向けた入門書が『仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetes のきほんのきほん』 (小笠原種高著、マイナビ出版、 2021 年刊) です。版元の紹介文が「とりあえずコマンドが打てるようになることを目的にした本ではありません」と明言している通り、Docker がそもそもどんな仕組みで動いているのか、打ち込んだコマンドが何を命令しているのかを、イラストを多用して一つずつ腑に落とすことに紙幅を割いた一冊です。

読みどころ: 見えない仕組みをイラストで腑に落とす

Docker の学習が難所になりやすいのは、操作の数が多いからではなく、目に見えない概念が層を成しているからです。イメージとコンテナの区別、コンテナと仮想マシンの違い、ホスト OS のカーネルを共有するという実行モデル、レジストリから取得して実行するまでの流れ。ここを曖昧にしたままチュートリアルをなぞると、手元のコマンドは動くのに応用が利かない状態に陥ります。本書のアプローチは、この見えない部分を絵にして示すことに徹する点にあり、初学者向けの体裁でありながら狙いは表面的な操作習得より一段深いところに置かれています。

前提知識のハードルと対象読者

版元は想定読者として、現場で初めて Docker に触れる新人インフラエンジニアやアプリケーションエンジニアに加え、デザイナーやディレクターといった非エンジニアまで挙げています。前提知識のハードルは低く設定されており、ターミナル操作の経験が浅くても読み進められる難易度です。対応 OS は Windows (WSL2) 、 Mac 、 Linux で、解説は Docker Desktop 3 を基準に進み、 Appendix では他の環境へのインストールも補足されています。書名の通り Kubernetes も射程に含まれ、単体のコンテナ操作からコンテナを束ねて動かす世界への橋渡しまでを担います。

2021 年刊をいま読む際の注意点

2021 年刊のため、画面や操作手順は当時の Docker Desktop 3 を前提としています。 Docker Desktop はその後もバージョンアップを重ねているので、細部の画面差異は公式ドキュメントで補いながら読むのが現実的です。ただし本書の主眼である「コンテナが動く仕組み」はバージョンに左右されにくい層の知識であり、古びにくい部分に投資する構成だと言えます。一方で、本番環境のセキュリティ設計や大規模クラスタの運用設計、マニフェストを自在に書く実践的な Kubernetes 運用を求める人には物足りません。そうした読者には青山真也『 Kubernetes 完全ガイド』 (インプレス) のような専門書が本命で、本書はその手前の土台づくりに位置づく本です。

読後に得られる基礎体力

読み終えたときに手に入るのは、コマンド一覧の知識ではなく、エラーメッセージや設定項目を見たときに裏で何が起きているか見当をつけられる基礎体力です。配属先でコンテナ環境を使っているのに意味が分からないまま作業している新人、コンテナという言葉を会議で聞き流すしかない非エンジニア、過去に Docker 入門でコマンドの洪水に挫折した人であれば、費やす時間の元を取りやすい一冊です。仕組みから理解する道筋は遠回りに見えて、公式ドキュメントや上位の専門書へ最短で接続します。

言及 Qiita 記事 (26 件)

言及 Zenn 記事 (1 件)

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