教養のコンピュータサイエンス 情報科学入門 第 3 版

キョウヨウノコンピュータサイエンス ジョウホウカガクニュウモン ダイサンパン

教養のコンピュータサイエンス 情報科学入門 第 3 版の表紙
セキュリティ
著者:
小舘 香椎子 / 岡部 洋一(コダテ カシコ / オカベ ヨウイチ)
出版社:
丸善出版
出版日:
2020年03月30日頃
ISBN:
9784621305034
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

好評テキストの改訂版.本書, 初版・第 2 版に続き, コンピュータの基本原理, および動作する仕組みから, プログラムの基礎, 通信の基礎までの広域を概観し, 現代社会を生きてゆくために必修となる情報セキュリティ, 情報倫理の考え方, さらにはこれからの情報と社会とのかかわりまでを学ぶことができる教科書.

技書の森解説

『教養のコンピュータサイエンス 情報科学入門 第 3 版』 (小舘香椎子 ほか 著、丸善出版、2020 年 3 月刊) は、コンピューターの基本原理から情報と社会のかかわりまでを学ぶ、教養としての情報科学の教科書です。国立国会図書館の書誌では小舘香椎子、岡部洋一、稲葉利江子、小川賀代、上川井良太郎、横田裕介、小舘亮之、鈴木貴久、長谷川治久、辰己丈夫、曽根原登の 11 名による共著として登録されています。版元ドットコムの紹介文は「好評テキストの改訂版」で、初版、第 2 版に続く版だと案内しています。

情報の表現から論理回路へ、前半 3 章の積み上げ

本書は全 7 章です。第 1 章「情報科学とコンピュータ」は情報科学と情報の定義、情報通信とコンピューターの歴史を扱い、社会の中のコンピューターの節で AI とニューラルネットワークの基礎、第一次から第三次までの AI ブームに触れます。第 2 章「情報の表現」はアナログとデジタル、位取り記法と基数変換、整数と浮動小数点数の表現、文字や音声や画像の表現を経て、情報量と平均情報量、情報源符号化と通信路符号化まで進みます。第 3 章「コンピュータシステムの基礎」は論理代数とカルノー図を用いた論理式の簡単化、組合せ回路と順序回路から、CPU やメモリなどの構成要素、オペレーティングシステムを含むソフトウェアまでを扱います。

プログラミング、ネットワーク、暗号を扱う中盤

第 4 章「プログラミング」は アルゴリズム の表現に始まり、配列、連結リスト、スタック、キュー、木構造、グラフといったデータ構造、アルゴリズムの性能評価、探索とソート、検索エンジン、プログラミング言語の種類へと続きます。第 5 章「情報ネットワーク」は LAN とインターネット、インターネットアプリケーション、インターネットのアーキテクチャモデルを扱います。第 6 章「情報セキュリティ」はリスク・マネジメントと現状の把握に加えて、共通鍵方式と公開鍵方式の暗号、RSA 公開鍵暗号方式を節として立て、情報セキュリティと倫理の節で閉じます。

第 2 章の浮動小数点数と第 6 章の RSA 公開鍵暗号

本書は コンピューターサイエンス の入門として、第 2 章で整数と浮動小数点数の表現と情報量を、第 3 章で論理代数と論理回路を扱います。第 6 章の 暗号化 の節では、共通鍵方式と公開鍵方式に加えて RSA 公開鍵暗号方式を立てています。

第 7 章「情報と社会」が扱うデータ駆動の政策

最後の第 7 章「情報と社会」は、人、社会、モノと情報の変遷から、融合社会問題とデータ駆動社会、融合社会の地域経済活性化、ソーシャル・ビッグデータ駆動の観光防災政策決定システム、地域データ駆動政策決定支援システムの社会実証実験、データ活用社会と人材養成へと進みます。データを地域の政策決定に使う取り組みを扱う章です。AI を扱う節の見出しは第三次 AI ブームまでです。

本書は、情報科学とコンピューターの歴史から、情報の表現、コンピューターシステムの基礎、プログラミング、情報ネットワーク、情報セキュリティ、情報と社会までを全 7 章に収めています。

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