[試して理解]Linux のしくみ -実験と図解で学ぶ OS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】

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[試して理解]Linux のしくみ -実験と図解で学ぶ OS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】の表紙
OS
著者:
武内 覚(タケウチ サトル)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年10月17日頃
ISBN:
9784297131487
在庫:
在庫あり
4.61(15 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
LinuxOSプロセス管理メモリ管理ファイルシステム仮想化コンテナPythonGo実験

なぜ注目されているか

OS
3位
総合35位 ↑ 2 ランクアップ 言及 26 件・うち記事 23 件を掲載
言及数
108位
出版前出版日02420222023202420252026

書籍紹介

IT システムやソフトウェアの基盤 OS として幅広く使われている Linux。エンジニアとして Linux に関する知識はいまや必須とも言えますが、あなたはそのしくみや動作を具体的にイメージすることができるでしょうか。
本書では、Linux OS における、プロセス管理、プロセススケジューラ、メモリ管理、記憶階層、ファイルシステム、そして仮想化機能、コンテナなど、OS とハードウェアに関するしくみがどのように動くのか、実験とその結果を示す豊富なグラフや図解を用いてわかりやすく解説します。

改訂に際しては全面フルカラー化。グラフや図解がさらにわかりやすくなり、ソースコードは C 言語から、Go 言語と Python にアップデートしています。さらに仮想化、コンテナなどの章が加わりました。今どきの Linux のしくみを本書でしっかり理解しておきましょう。

技書の森解説

Linux の教科書 を読んでも「プロセスやメモリが実際にどう動いているか」がイメージできない。この壁を、読むのではなく「動かして観察する」ことで越えさせるのが『[試して理解] Linux のしくみ 増補改訂版 実験と図解で学ぶ OS、仮想マシン、コンテナの基礎知識』 (武内覚 著、技術評論社、2022 年 10 月刊、B5 変形判 336 ページ) です。著者は富士通でエンタープライズ向け Linux のカーネル開発とサポートに 10 年以上従事し、その後サイボウズでインフラ開発を手がけてきた、まさに OS の内側を知る技術者です。

「試して理解」という方法論

本書の方法論は書名のとおり「試して理解」です。プロセス管理、プロセススケジューラ、メモリ管理、記憶階層、ファイルシステム、仮想化機能、コンテナといった OS とハードウェアのしくみを、概念の説明だけで済ませず、小さな実験プログラムを走らせて その結果をグラフや図で見せます。たとえば CPU のスケジューリングやメモリの挙動を、負荷をかけたときの実測データとして目にすることで、抽象的だった仕組みが具体的な現象として腑に落ちます。この「観察を通じた理解」が、丸暗記に陥りがちな OS 学習との決定的な違いです。

増補改訂版の変更点: フルカラー化と Go

増補改訂版では紙面が全面フルカラー化され、実験結果のグラフや図解がいっそう読み取りやすくなりました。加えて、掲載ソースコードが C 言語から Go 言語へ書き換えられています。カーネルに近い題材を Go で示すことで、C のポインタやメモリ管理でつまずかずに実験の本質に集中できるようになっており、現代の読者への配慮が行き届いています。

対象読者と前提知識

対象は、Linux コマンドは使えるが内部のしくみは曖昧なエンジニア、インフラやバックエンドを担当することになった開発者、そして仮想マシンやコンテナ (Docker など) を使ってはいるが土台の仕組みを理解したい人です。コンテナ技術がクラウドの標準になった今、その足元にある 名前空間や cgroup といった Linux の機能を、実験で体感しておく価値は上がっています。前提はターミナルでの基本操作程度で、カーネルのソースを読む必要はありません。OS の理解はインフラ / SRE / パフォーマンスチューニングといった領域で長く効く土台になる知識で、「動かして納得する」という本書の作りは、その土台を最も定着しやすい形で渡してくれます。

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