ビジネス Python 超入門
ビジネス Python チョウニュウモン
- 著者:
- 中島省吾(ナカジマショウゴ)
- 価格:
- ¥2,640
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2019年06月07日頃
- ISBN:
- 9784296102136
- 在庫:
- 1
- 判型:
- 単行本
なぜ注目されているか
書籍紹介
“最強のビジネスツール”とも言われ
いま最も注目されているプログラミング言語 Python。
プログラミング未経験者でもわかるよう、
初歩の初歩から豊富な図版とともに
どこよりもやさしく解説します。
手を添えなくてもページが 180 度開く特別製本で、
読みながらのパソコン操作もラクラク!
近年、「プログラミング必修化」「機械学習」「AI」などの
キーワードを新聞や雑誌、テレビで目にする機会が増えてきた今、
エンジニアだけでなく一般のビジネスパーソンや学生の間でも
プログラミングに対する関心が高まっています。
そして、さまざまあるプログラミング言語のなかで
最も注目されているのが「Python」です。
Python は AI や機械学習に関わるプログラミングに最適なだけでなく、
初めてプログラミングを学ぶ人にもわかりやすく、書きやすい言語で
あることも評価されています。
つまりこれからプログラミングを学ぶ子どもや学生をはじめ、
プログラミングを学んで仕事を効率化したり、
仕事の幅を広げたりしたいビジネスパーソンにぴったりなのです。
そこで本書では、これまでプログラミングの経験がない人でも
理解できるように、初歩から解説します。
実際のプログラミングを少しずつ体験しながら
一歩ずつ確実にスキルを習得できるよう
豊富な図版とともにていねいに解説します。
はじめに
第 1 章 Python プログラミング基礎の基礎
01 はじめての Python プログラミング
02 Python で計算してみる
03 Python プログラミングの環境を準備する
第 2 章 データ型と関数
01「 数値」と「文字列」の違い
02「 変数」を使う
03 Python における「文字列」とは
第 3 章 プログラムの流れを制御する
01 プログラムをファイルに保存する
02 ファイルを呼び出して実行する
03 入力を受け付けて計算する
04 値で処理を切り分ける
05 比較演算子と論理演算子
06 肥満度判定プログラムの完成
第 4 章 オブジェクトと繰り返し
01 繰り返し処理
02 「リスト」を使いこなす
03 リストと繰り返し
04 「タプル」と「辞書」
第 5 章 関数の作り方と使い方
01「 関数」とは何か
02 データの受け渡し
03 変数の有効範囲 (スコープ)
第 6 章 組み込み関数とモジュール
01 組み込み関数
02 「モジュール」とは
03 モジュールを活用する
第 7 章 Web スクレイピング
01 Web 技術 (HTML、CSS、JavaScript)
02 Web から HTML をダウンロード
03 特定データの取り出し
第 8 章 機械学習に挑戦しよう
01 人工知能と機械学習
02 機械学習に利用するモジュール
03 手書き文字の画像認識を試す
おわりに
技書の森解説
プログラミングをまったく経験したことのない人が、Python を使って仕事の効率化や業務の幅を広げる最初の一歩を踏み出すための本です。『ビジネス Python 超入門』 (中島 省吾 著、日経 BP、2019 年 6 月刊) は、計算や文字列の扱いといった初歩から始めて、条件分岐と繰り返し、関数とモジュールを順に学び、後半では Web ページからデータを取り出すスクレイピングと、手書き文字の画像認識を試す機械学習までを体験させる構成です。版元は、エンジニアだけでなく一般のビジネスパーソンや学生に向けて、豊富な図版とともに初歩から解説すると紹介しています。
全 8 章の構成、計算から機械学習の体験まで
第 1 章「Python プログラミング基礎の基礎」で最初のプログラムを動かし、計算を試し、プログラミングの環境を準備します。第 2 章は数値と文字列の違い、変数、文字列の扱い、第 3 章はプログラムをファイルに保存して実行し、入力を受け付け、値によって処理を切り分ける流れを学び、比較演算子と論理演算子を経て肥満度判定のプログラムを完成させます。第 4 章は繰り返し処理とリスト、タプル、辞書、第 5 章は関数の作り方とデータの受け渡し、変数の有効範囲、第 6 章は組み込み関数とモジュールの活用です。ここまでが文法の土台で、第 7 章で HTML、CSS、JavaScript という Web の技術を押さえたうえで HTML をダウンロードし特定のデータを取り出す Web スクレイピング に進み、第 8 章で人工知能と機械学習の概要、利用するモジュールを確認して手書き文字の画像認識を試します。
文法の学びを業務の作業に結びつける工夫
入門書でつまずきやすいのは、文法を一つずつ覚えても、それで何ができるのかが見えないまま読み終えてしまうことです。本書の第 3 章が、入力、条件分岐、比較と論理の演算子を使って 1 つの判定プログラムを完成させる形になっており、ばらばらの文法を組み合わせて動くものを作る経験が早い段階で得られます。関数の章で変数が参照できる範囲である スコープ を扱うのも、プログラムが長くなったときに意図しない値の書き換えを避ける考え方として、業務で使う小さな道具を自作する段階で効いてきます。後半の 2 章は、データ収集と予測という Python がビジネスの場面で使われる代表的な用途を体験する位置づけで、それぞれの分野を深く学ぶ章ではありません。スクレイピングを業務で使う場合は、対象サイトの利用規約やアクセスの頻度に配慮する必要がある点も心に留めておきたいところです。
合う読者と、物足りなく感じる読者
版元の紹介どおり、主な読者はプログラミングの経験がないビジネスパーソンや学生です。ページが 180 度開く特別製本なので、本を開いたままパソコンを操作しながら読み進められます。一方、すでに他の言語で条件分岐や関数を書いた経験がある人や、データ分析のライブラリを使いこなすことが目的の人には、扱う範囲が入門に絞られているため物足りなく感じるはずです。また 2019 年 6 月刊のため、環境の準備の画面や手順は刊行時点のものとして読む必要があります。次にどの本へ進むかは、目的別に整理した Python 本の選び方 が参考になります。
Python に興味はあっても、何から手を付ければよいか分からず止まっている人にとって、本書は計算から機械学習の体験までを 1 冊で通し、自分の仕事のどこに使えそうかを見つける入り口になります。最初の一冊として、手を動かしながら第 1 章から順に読んでみてください。
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