世界一わかりやすい Illustrator 操作とデザインの教科書 [改訂 3 版]

セカイイチワカリヤスイイラストレーターソウサトデザインノキョウカショカイテイサンパン

世界一わかりやすい Illustrator 操作とデザインの教科書 [改訂 3 版]の表紙
アプリケーション
著者:
ピクセルハウス(ピクセルハウス)
出版社:
技術評論社
出版日:
2020年02月27日頃
ISBN:
9784297111298
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
Illustratorアプリケーショングラフィックデザイン操作ガイドデザイン教科書ビギナー向けDTPクリエイティブソフトビジュアルデザインデザイン基礎教材

なぜ注目されているか

総合1911位

書籍紹介

『世界一わかりやすい Illustrator 操作とデザインの教科書』は、Illustrator をマスターする教科書としては個人だけでなく、PC スクールや専門学校、大学の教科書としても数多く採用されており、おかげさまで定番の一冊となりました。本書は、最新の Illustrator 2020 に対応して内容を更新した改訂 3 版です。対応バージョンは Illustrator 2020。本書では、アプリケーションの基本をきちんとマスターできるように、覚えておかないといけない機能、使い方を飽きさせないように短いセンテンスで解説していき、全部で 15 のレッスンを用意してます。全ページをマスターしたらアプリケーションに関しての基本的な操作は理解できるようになります。基本操作を覚えておけば、プロの現場に出ても、さまざまな要求に応えることができます。学習に必要なサンプルファイルはダウンロードサービスで入手できます。

技書の森解説

『世界一わかりやすい Illustrator 操作とデザインの教科書[改訂 3 版]』 (ピクセルハウス 著、技術評論社、2020 年 2 月刊) は、Illustrator 2020 に対応して内容を更新した改訂 3 版で、図形や線の描き方から色 / 文字 / 透明の設定、印刷用と Web 用の出力データ作成まで、全 15 レッスンで基本操作を一通り身につける教科書型の入門書です。判型は B5 判、Windows と Mac の両方に対応し、学習用のサンプルファイルはダウンロードで入手できます。版元は前版までの経緯として「PC スクールや専門学校、大学の教科書としても数多く採用されており、おかげさまで定番の一冊となりました」と紹介しています。

全 15 レッスンの構成、図形描画から出力データ作成まで

Lesson 01「Illustrator の基本」で基礎知識とファイルの作成 / 保存、基本操作を押さえた後、Lesson 02「図形を描く」から Lesson 04「フリーハンドで描く」までで四角 / 円 / 多角形 / 星形、直線と曲線、鉛筆ツールやブラシによる描画を学びます。Lesson 05 から 07 はオブジェクトの変形 / 編集 / 合成で、アンカーポイントとハンドルの操作、レイヤー、整列、パスファインダーパネルやシェイプ形成ツールによる合成、クリッピングマスクが並びます。Lesson 08「色の設定」と Lesson 09「線の設定」ではグラデーション、パターン、アピアランスパネル、線幅ツールを、Lesson 10「文字を扱う」では文字の入力 / 編集 / レイアウトと段落スタイルを扱います。Lesson 11 以降は透明の設定、3D 効果やグラデーションメッシュ、画像トレースといったリアルなデザインのための機能、表やグラフ、エンベロープやブレンドなどの高度な変形へ進み、最後の Lesson 15「出力データの作成」で画像の配置、印刷用データと Web 素材データの作成を学びます。Lesson 02 から Lesson 14 の各レッスン末には練習問題が付きます。

ベクターで描くとはどういうことか、Illustrator 学習の要点

Illustrator が Photoshop と決定的に違うのは、絵を画素の集まりではなく、アンカーポイントとハンドルで定義されるパスの集合として持つ点です。パスで描いた図形は拡大縮小しても輪郭が荒れず、後から形や色を数値で調整できるため、ロゴ、アイコン、図版、印刷物のレイアウトのように、後で直すことや別の媒体へ流用することが前提の制作に向いており、Web で使うロゴやアイコンの 画像最適化 でも、拡大しても劣化しないベクター形式の利点がそのまま生きます。その代わり、初学者がつまずくのもこのパスの概念で、曲線を思ったとおりに引けない、選択しているのがオブジェクトなのかアンカーポイントなのか分からない、塗りと線の設定がどこに効いているのか見えない、という壁が最初にあります。本書の目次が図形と線の描画、変形と編集、合成、色と線の設定という順に並ぶのは、この壁を一つずつ越える順序で、パスファインダーによる合成やアピアランスパネルのように、単純な図形の組み合わせと属性の重ね合わせで複雑な形を作る Illustrator 特有の考え方も、基本操作の延長として位置づけられています。印刷向けと Web 向けでデータの作り方が異なることを最終レッスンで扱う点も、実務に出る前の教科書として要所です。

対応バージョン Illustrator 2020 と、新版の存在

対応バージョンは Illustrator 2020 です。Illustrator はサブスクリプションで提供され毎年更新されるため、その後のバージョンではパネルの配置や一部機能の名称が変わっている可能性があり、基本操作の考え方は変わらないものの、画面の細部が手元と異なる場面は承知して読む必要があります。なお版元ページには、2026 年 9 月時点で本書の新版が発行されている旨の表示があります。手元の Illustrator が新しく画面の一致を優先したい人は新版を、Illustrator 2020 前後の環境で学ぶ人やこの改訂 3 版を手元に持っている人はこの版で、という判断になります。

デザイン入門者に向く前提と、逆引きを求める人への注意

前提知識は要りません。版元が挙げる読者はデザイナー、イラストレーター、編集者、学生、クリエイターを目指している人、趣味でイラストやデザインを作成している人などで、パソコンの基本操作ができれば最初のレッスンから始められます。版元は「覚えておかないといけない機能、使い方を飽きさせないように短いセンテンスで解説」する方針を掲げており、通読して基本操作を体系的に身につける本です。逆に、作りたい作例が決まっていて必要な手順だけ引きたい人には、レッスン順に積み上げる構成は遠回りに感じられます。目次は機能と操作の習得を軸に組まれているため、配色やレイアウトの理論を体系的に学びたい人は別の本を組み合わせる必要があります。

この本で元が取れるのは、Illustrator を仕事や学業で使うことが決まっていて、独学で基本操作を抜けなく押さえたい人です。教科書として採用されてきた構成なので、講座を受けずに自習する人にとっても、練習問題で理解を確かめながら進める独習書として機能します。Illustrator で作った素材を Web に載せる段階まで見据えるなら、Web デザインの本の選び方 と併せて学習を計画すると、ツール操作とサイト制作の学習をつなげられます。パスの概念を最初に体系的に入れておくと、その後にどのバージョンを使っても応用が利くため、Illustrator の最初の 1 冊として堅実な選択です。

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