[改訂新版]基本情報技術者【科目 B】ゼロからわかるアルゴリズムと擬似言語
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- 著者:
- イエローテールコンピュータ / 角谷 一成(イエローテールコンピュータ / カドタニ カズナリ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2025年02月12日頃
- ISBN:
- 9784297147549
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
フルカラーで理解しやすい紙面! 初学者に最適な「科目 B」対策本
基本情報技術者試験「科目 B」の出題の 4 分の 3 を占める「アルゴリズムとプログラミング (擬似言語)」の対策書です。プログラム言語を学習した経験のない受験者を想定し、知識ゼロのスタートからゆっくりていねいに、「アルゴリズムの動き」と「それを表現 (実行) する擬似言語プログラム」を対にして解説します。
最終的な到達目標は、試験問題レベルの出題を、試験本番で短時間 (1 問 5〜10 分) に解けるスキルを身につける」こと。段階を踏んで、入門・基礎レベルから図解を交えて丁寧に解説していますので、知識や基礎力がしっかり身につきます。さらに例題や確認問題を多数掲載し、これらを解いていくことで実践的な応用力をスムーズに向上させていくことを狙います。
フルカラーの紙面で、初学者が理解しやすいよう配色を工夫。プログラム言語を扱った業務経験や学習経験がないゼロベースからの受験者や、アルゴリズム/擬似言語問題が苦手で超入門レベルから再学習したい受験者にぜひおすすめしたい一冊です。
技書の森解説
プログラム言語に触れたことがないまま基本情報技術者試験の科目 B に向き合う受験者のための対策書が、『[改訂新版]基本情報技術者【科目 B】ゼロからわかるアルゴリズムと擬似言語』 (イエローテールコンピューター 著、角谷 一成 著・監修、技術評論社、2025 年 2 月刊) です。版元の紹介文は本書を、科目 B の出題の 4 分の 3 を占める「アルゴリズムとプログラミング (擬似言語)」の対策書と位置づけ、知識ゼロのスタートから「アルゴリズムの動き」と「それを表現 (実行) する擬似言語プログラム」を対にして解説すると説明しています。紙面はフルカラーで、試験本番で 1 問 5〜10 分で解けるスキルを身につけることが到達目標に据えられています。
全 9 章の構成、流れ図の一歩から数理のアルゴリズムまで
本書は全 9 章で、すべての章の末尾に演習問題が置かれています。第 1 章「アルゴリズム・はじめの一歩」はコンピューターとプログラムの関係と流れ図の記述形式から入り、第 2 章「擬似言語のルールを知ろう」で宣言部と処理部の文法を、第 3 章「擬似言語プログラムのきほん」で手続や関数の呼出し、if 文、for 文、配列の操作を扱います。第 4 章「試験問題に慣れていこう」は試験問題を分類し、トレース問題、空欄穴埋め問題、チェックポイント問題、計算式を考える問題、プログラムの誤り訂正 / 改善問題の対策法を例題とともに示します。第 5 章「仕様があいまいな擬似言語文法」は可変長 (動的) 配列、関数 / 手続の呼出しのバリエーション、大域の意味、未定義の値を取り上げ、第 6 章「オブジェクト指向プログラミング」は優先度付きキューや単方向リスト、ショッピングカートの例題でオブジェクトの生成と関連付けを扱います。
後半は第 7 章「データ構造の種類とアルゴリズム」でキューとスタック、木構造、リスト構造、グラフを用いた最短経路問題へ進み、第 8 章「探索と整列のアルゴリズム」ではボイヤ・ムーア法による探索やクイックソートの例題、ハッシュ法による格納の演習が並びます。第 9 章「数理と情報に関するアルゴリズム」は論理演算 / シフト演算とビット操作、再帰処理、データサイエンス / AI に関連するアルゴリズム、逆ポーランド記法を扱い、演習問題は Unicode から UTF-8 への符号変換で締めくくられます。
変数を追うトレースが擬似言語の読解を支える理由
プログラムを読む問題で手が止まる原因の多くは、記法の難しさよりも、変数の値が 1 行ごとにどう変わるかを頭の中で追い切れない点にあります。紙に変数の表を作り、繰返しのたびに値を書き換えていくトレースは地味な作業ですが、アルゴリズム が意図どおりに動くかを確かめる確実な方法でもあり、この手順が身につくと見慣れない題材でも読み筋を立てられるようになります。たとえば 二分探索 は考え方そのものは単純でも、探索範囲の上端と下端の更新や終了条件を 1 つ取り違えるだけで要素を見落とすため、添字の動きを正確に追えるかどうかがそのまま正誤を分けます。動きを図解で確かめてから擬似言語と突き合わせる本書の進め方は、こうした読み取りを入門の段階から反復する形になっています。
試験の実施方式と、2027 年度に予定される制度の見直し
IPA の試験区分のページによると、基本情報技術者試験は CBT 方式により随時実施され、科目 B の出題数は 20 問です (2026 年 10 月時点の IPA 公式)。また IPA は、試験制度の見直しにより 2027 年度から新試験制度へ移行する予定を案内しており、2026 年 3 月 31 日時点の検討状況を公表しています。本書は 2025 年 2 月刊の対策書なので、2027 年度以降に受験する場合は、IPA が公表する新しい試験区分と出題範囲を先に確かめてから使い方を決めると安心です。
版元が勧める読者は、プログラム言語を扱った業務経験や学習経験がないゼロベースの受験者と、アルゴリズムや擬似言語の問題が苦手で超入門レベルから学び直したい受験者です。一方で本書は科目 B の擬似言語に絞った構成なので、科目 A の知識分野は別の教材で補う必要があり、プログラムを書き慣れていて擬似言語の読み取りに困っていない人には段階を踏む進め方が遠回りに感じられます。科目 A を含めた教材の組み合わせ方は IT 資格の参考書の選び方 にまとめています。過去問を開いても何から読めばよいか分からない段階にいる人ほど、流れ図と擬似言語を往復しながら第 1 章から積み上げる本書で、科目 B を得点源に変える土台を作れます。
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