図でよくわかる電子回路
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技書の森解説
『図でよくわかる電子回路』 (篠田 庄司 監修、田丸 雅夫、藤川 孝 編、木村 圭一郎、鈴木 直樹、水野 恵介 著、コロナ社、2015 年 12 月刊) は、トランジスタやダイオードなどの個別部品による回路を基本の電子回路として扱う、アナログ電子回路の教科書です。版元の内容紹介によると、実験で自ら確かめられるように、できるだけ原理的な回路を取り上げ、初学者にも分かりやすいよう図を多く取り入れ、本文を 2 色刷りにしています。
全 10 章の構成、電子回路素子から直流電源回路まで
目次は「「電子回路」で学ぶこと」に始まり、1 章「電子回路素子」で半導体、ダイオード、トランジスタ、電界効果トランジスタ、集積回路を扱います。続いて 2 章「増幅回路の基礎」、3 章「いろいろな増幅回路」、4 章「演算増幅器」、5 章「電力増幅・高周波増幅回路」、6 章「電力増幅回路の設計」、7 章「発振回路」、8 章「パルス回路」、9 章「変調・復調回路」と進み、10 章「直流電源回路」で閉じます。6 章は設計回路と設計仕様、設計手順、特性測定の節で組まれ、7 章には LC 発振回路や水晶発振回路のほか VCO と PLL 発振回路の節があります。各章の末尾には章末問題が置かれ、巻末の付録には抵抗器の表示記号と標準数列、半導体デバイスの命名法、ダイオードと FET とトランジスタの規格表、トランジスタの特性、汎用ロジック IC のおもな規格が並び、問題の解答と索引が続きます。
2 章の動作点と負帰還
動作点は、信号が来ていない時のトランジスタの電圧と電流で、ずれると出力の波形の上下が切れてひずみます。負帰還は、出力の一部を入力へ戻し、利得の一部と引き換えに安定さと周波数の幅を得る仕組みです。目次では、2 章が「増幅回路の基礎」です。
版元の方針と付録の規格表
版元が示す本書の方針は、原理的な回路を図で示し、実験で確かめられるようにすることです。付録には抵抗器の標準数列と部品の規格表があります。
本書は、個別部品による原理的な回路を、電子回路素子から直流電源回路までの 10 章と付録に収めた、2 色刷りの電子回路の教科書です。
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