キットで遊ぼう電子回路シリーズ (08)
キット デ アソボウ デンシ カイロ シリーズ
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なぜ注目されているか
技書の森解説
『キットで遊ぼう電子回路シリーズ (08)』 (キットで遊ぼう電子回路研究委員会 著、アドウィン、2021 年 5 月刊) は、アドウィンの実習キット「キットで遊ぼう電子回路」シリーズの No.8 にあたる「オペアンプ入門編」で、型番は ECB-800T です。版元はオペアンプの内容に特化した実習キットと案内しており、電子部品と解説 PDF を収録した CD がセットになっています。版元は、反転増幅回路やコンパレータ回路など全 17 種類の回路を収録と案内しており、回路は専用の実験基板の上で作ります。
基板の組み立てから始まるカリキュラム、STEP 1〜16 と付録 2 本
カリキュラムは、「キット内容とパーツリストの確認」「基板組み立ての手順」「極性のあるパーツ」「はんだ付け」「基板各部の役割と回路図」「実験に必要な機材と構成」「学習の進め方」という準備の項目から始まります。実習の本体は STEP 1「オペアンプとは」に続き、STEP 2「反転増幅回路」、STEP 3「非反転増幅回路」、STEP 4「加算回路」、STEP 5「減算回路」、STEP 6「電圧フォロア回路」、STEP 7「コンパレータ回路」、STEP 8「ヒステリシスコンパレータ」、STEP 9「微分回路」、STEP 10「積分回路」、STEP 11「発振回路の基本」、STEP 12「三角波・方形波発振回路」、STEP 13「非安定マルチバイブレータ回路」、STEP 14「単安定マルチバイブレータ回路」、STEP 15「移相発振回路」、STEP 16「リミッタ回路」と進みます。巻末側には付録 1「正弦波発振回路 (ウィーンブリッジ発振回路)」と付録 2「方形波発振回路 (非安定マルチバイブレータ)」が置かれ、項目ごとに学習時間の目安が示されています。
負帰還と正帰還、STEP 2 から STEP 16 の回路
オペアンプは 2 つの入力端子の電圧差を増幅する素子です。出力の一部を反転入力へ戻す負帰還をかけると増幅率が外付けの抵抗の比で決まり、STEP 2 から STEP 6 の増幅、加算、減算、電圧フォロアの回路はその形です。帰還をかけずに 2 つの電圧の大小を判定する回路が STEP 7 のコンパレータで、STEP 11 以降は正帰還で信号を回し続ける発振回路です。
NJM4558 を載せる実験基板と別に用意する道具
セットには AC アダプター、実験基板、線材、汎用の 2 回路入りオペアンプ NJM4558、多数の抵抗と半固定抵抗器、電解コンデンサー、マイラーコンデンサー、セラミックコンデンサー、ツェナーダイオード、小信号用のトランジスタ 2SA1015GR と 2SC1815GR、赤と緑の LED、ダイオード 1N4148、DC ジャック、IC ソケット、解説 CD が入っています。別に用意するものとして版元が挙げているのは、はんだごてとこて台とはんだ、ニッパー、オシロスコープです。基板の組み立てにははんだ付けが必要で、版元は組み立て済みの型番 ECB-800TA と組み立てのサービスも用意しています。
本書は、オペアンプとは何かの解説から STEP 16「リミッタ回路」と発振回路の付録 2 本までを、専用の実験基板と部品一式、解説 PDF を収めた CD にまとめた実習キットです。
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