徹底攻略 Java SE 17 Silver 問題集[ 1Z0-825 ]対応(テッテイコウリャクジャバエスイーセブンティーンシルバーモンダイシュウイチゼットゼロハチニゴタイオウ)
プログラミング- 著者:
- 志賀 澄人(シガ スミヒト)
- 出版社:
- インプレス
- 出版日:
- 2024年10月16日頃
- ISBN:
- 9784295020325
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
模擬問題 2 回分付き。定番の黒本で一発合格!「最重要ポイント」がひと目でわかる。
技書の森解説
Java の資格対策で「黒本」と呼ばれる問題集シリーズの、 Silver SE 17 向けの一冊です。『徹底攻略 Java SE 17 Silver 問題集[ 1Z0-825 ]対応』 (志賀澄人 著、インプレス、 2024 年 10 月刊) は、 Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17 の試験番号 1Z0-825 に対応した問題集で、インプレスの徹底攻略シリーズに属します。版元の紹介文は模擬問題 2 回分を付し、「最重要ポイント」がひと目でわかる作りだとしています。 Java の入門書を一冊終えた人が、試験形式の設問で知識の穴を見つけて埋めるための演習教材です。
SE 11 版ではなく Java SE 17 Silver 対応版を選ぶ理由
Oracle の Java 認定資格は Bronze 、 Silver 、 Gold の段階に分かれ、 Silver は Java の基本文法、クラスと継承を中心とする オブジェクト指向プログラミング、例外処理、配列や主要な API の基礎的な理解を問います。試験は Java のバージョンごとに別の番号で定義されており、 Java SE 11 向けの Silver は 1Z0-815 、 Java SE 17 向けは 1Z0-825 です。同じシリーズの前身『徹底攻略 Java SE 11 Silver 問題集〈 1Z0-815 〉対応』 (2019 年 10 月刊) は別の試験に向けた本なので、これから受験するなら試験番号が一致する本書を選ぶ必要があります。 Java 17 は 2021 年 9 月に公開された長期サポート版で、 Java 11 以降に switch 式、テキストブロック、 record 、 sealed クラスといった構文が言語に加わりました。試験のバージョンが上がるとは、問われる言語仕様の土台がこうした構文を含む Java 17 に移るということです。試験のバージョンと対策書の対応を確認する考え方は、IT 資格の参考書と技術書の使い分け でも扱っています。
模擬問題 2 回分を含む問題集としての使い方
Java 認定試験は選択式で、提示されたコードの実行結果やコンパイルエラーの有無を判定させる設問が多くを占めます。この形式で得点を伸ばす鍵は、文法を知っているかではなく、コードを読んで言語仕様どおりに頭の中で実行できるかにあります。問題集の使い方としては、一度目は時間を計らずに解いて誤答を記録し、なぜ誤ったのかを言語仕様に戻って確認し、間隔を空けて同じ問題を解き直す手順が堅実です。オーバーロードの解決順序や ポリモーフィズム が絡むメソッド呼び出し、参照型と基本型の比較、例外の伝播といった論点は、入門書を読んだだけでは判定を誤りやすく、問題を通して初めて理解の曖昧さが露呈します。版元が付している模擬問題 2 回分は、分野別の演習を終えた後に本番と同じ時間配分で通しで解き、弱点分野を洗い出す用途に向きます。
Java の文法を一度学んでから取り組む前提知識
本書は問題演習に特化した本で、 Java の文法を体系的に教える教科書ではありません。変数、条件分岐、クラスの定義といった基礎をまだ学んでいない人は、入門書か Bronze 向けの教材で一度文法を通してから本書に移る順序が効率的です。また、 Silver の合格後に受ける Gold は対象範囲が異なる別の試験なので、 Gold の対策を本書に求めることはできません。試験ではなく業務で使う Java の設計やフレームワークを学びたい人にとっても、本書は目的が違います。
元が取れるのは、入門書を終えて Silver SE 17 の受験を決めている人、新人研修で Java を学び知識の定着を試験で証明したい人、 Bronze に合格して次の段階へ進む人です。試験対策として解いた問題の一つひとつが、コードの挙動を仕様に基づいて予測する力に変わるので、合格証だけでなくレビューやデバッグで手戻りを減らす読解力が残ります。 Silver SE 17 を受けると決めたなら、定番として使われ続けている黒本のこの版を軸に演習を回すのが手堅い選択です。
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